１５日（日）に阪神競馬場で行われるマーメイドステークスに出走を予定しているブリッジクライムについて鈴木康弘調教師のコメントは以下の通り。

「前走の京都でのレースは、前半は落ち着いて走っていましたが、途中からハミを噛んで掛かってしまいました。そのあたりが最後の甘さに繋がったようです。その後は飼い葉もよく食べ、この中間は坂路で３本走り、先週は３７秒台後半をマークして、今朝はもう流す程度で坂路を駆け上がりました。時計こそ４０秒１と平凡でしたが、体全体を使ってリラックスして走っていました。
今回も関西でのレースになりますが、輸送には強いので心配していません。ただ阪神なので金曜日に入るかもしれません。馬の様子を見て判断したいと思っています。レースの前半に折り合えば速い脚を使う器用な馬なので阪神の内回りコースも大丈夫です。
今回初めて武豊騎手とのコンビになります。掛かるところがある馬なので、彼独特のあたりの柔らかさでうまく乗ってくれることを期待しています。状態も良く、追い切りも順調にこなし、暑さは苦にしないタイプでこれから頑張れる馬なので楽しみです。」

（取材：小林雅巳）