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 8日(日)に東京競馬場で行われる第64回安田記念(GI・芝1600m)に出走するジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)について、追い切り後共同会見での須貝調教師のコメントは以下の通り。

●ジャスタウェイについて須貝尚介調教師
「先週も今週も、世界一の風格を現すような調教の動きでした。先週は福永騎手に乗って貰ってある程度負荷をかけましたが動きもよかったですし、今週も息の調整程度でしたが、いい動きをしていたと思います。今朝はオープン馬のコレクターアイテムを行かせてそれに併せて、という指示でしたが、最後の1ハロンも追わずに12秒4でしたから、それだけ体調も良いのでしょう。

 久々のマイル戦ですが、東京の直線の長いコースなら対処できると思います。ドバイから帰ってきて吉澤ステーブルに出していたのですが、思ったほどダメージがありませんでした。海外に輸送して、あれだけの競馬をした後でどうかなと思っていましたが、思った以上の回復力でした。体調面でも、精神面でも一回り大きくなったと思います。

 天皇賞を勝ったあとにはちょっとガタッと来たのですが、中山記念で勝った時あたりからレース後に見ても肉体的にも、精神的にも強くなったなと思いました。ドバイでも凄く良い状態で出せましたし、帰ってきてからどうかなと思っていましたが、また一段と良くなっているのが目に見えて分かりました。今回も、良い競馬をしてくれると思います。

 これだけの馬になったので、責任と言うか、プレッシャーを感じています。世界中が注目していますし、恥ずかしい競馬はできないなという気持ちです。受けて立つ立場にはなりましたが、いつまでも挑戦者の気持ちで頑張って欲しいですね。

 ジョッキーに関しては福永騎手が残念なことになってしまったので、柴田善臣騎手に乗ってもらうことになりました。ジャスタウェイの背中を知っていますし、以前乗ってもらった時よりも良い状態で送り出せると思います。ベテランですから、それを感じて乗ってくれると信じています。

 海外からのオファーもあって、レースの選択に悩むところはありました。ただ、これだけの馬を日本のファンの前で走らせてあげなくては、という気持ちもあるので、ぜひこの馬のパフォーマンスを、日本のファンの方々の前で見せられればと思っています。ぜひ応援をよろしくお願いします」

(共同会見より~取材:大関隼)

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