１７日（土）に東京競馬場で行われる第５９回京王杯スプリングカップ（ＧII・芝１４００ｍ）に出走するコパノリチャード（牡４、栗東・宮徹厩舎）について、追い切り後の浜中俊騎手のコメントは以下の通り。

「今朝の（坂路での）追い切りに乗りましたが、どんどん馬が精神的に大人になって、リラックスしているなと思いました。以前はもっとカリカリしていて、一生懸命すぎるところがありましたが、今朝は本当にリラックスしていました。時計はいつも出る馬ですが、そんなに強い負荷はかけずに、という指示だったので終いまで馬なりのままでしたが、良い感じで調教ができました。

　（中京で）ＧＩをあれだけの強さで勝てましたし、左回りが合わないことはないでしょう。馬のリズムで気分良く行ければ、しっかり走ってくれると思います。１４００ｍがベストだろうと思っていましたし、重賞も２つ（１４００ｍ）で勝っていますから、距離に関して不安はないですね。

　今後のためにも、無様なレースはできないと思っています。前回でも控える競馬で勝てましたし、位置取りに対してのこだわりはないですね。馬のリズムを一番重視して乗りたいと思います。

　（―また今週も、東京の直線が長く感じるかも知れませんか？）感じるでしょうね（笑）。本当に長いですから...。その中でうまくエネルギーをためることが大事だと思いますし、またハラハラするかも知れませんが、馬を信じて乗りたいと思います」

（取材：大関隼）