☆５月１１日東京競馬場で行われる第１９回ＮＨＫマイルＣ（芝１６００ｍ ，サラ３歳オープン ，ＧＩ）に出走を予定しているミッキーアイルについて追い切り後、関係者のコメントは以下の通り。

◎ミッキーアイルについて、音無調教師

・ひいらぎ賞が馬体もパフォーマンスもベストでしたね、その後は馬体がさびしくなっての２戦でした。それでも上手にハナに立って重賞２連勝、オープンしかも重賞で逃げ切るのは凄いこと、こんな馬これまでの調教師生活で初めて管理しました。
・前走後は４９０ｋｇで栗東トレーニングセンターに戻ってきました、先週でも４８０ｋｇ台の後半、今日は浜中騎手が乗ってラストをしっかりという指示でしたが入りと途中が速くなって上がりがかかりましたが、いい追い切りができました。これで輸送も含めてひいらぎ賞の時のような馬体、状態になるのではないでしょうか。
・輸送に関してもほとんど心配はしていません、それに東京コースにしても浜中騎手が心配していませんからこちらが心配することではありません。
・ディープインパクト産駒はマイルの実績が高いのですがほとんどが道中脚を溜めて瞬発力を生かすタイプで、この馬のようなテン良し、中良し、終い良しという逃げ馬は珍しいと思います。
・雨と重馬場への対応は全くわかりませんが、東京競馬場でそのパフォーマンスを発揮できるかがポイントで、その力はある馬だと思っています。

◎ミッキーアイルについて、浜中騎手

・シンザン記念はその前のひいらぎ賞で馬体を作っていたので、ややものたりない印象がありました。その後のアーリントンＣではいつも通りのレースで完勝、強い内容でした。またここ２戦で戦ったメンバーも強いので内容の濃いレースということが出来るでしょう。
・今日の追い切りは最後までしっかり追ってという指示どおりの内容、いつもと変わらずいい動き十分間隔をとって馬体も大きくなり落ち着きもあります。
・手前を変えることも上手で左回りなど心配はありません、この馬の力をしっかり引き出すよう頑張ります。

取材：檜川彰人.