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 5月11日(日)に東京競馬場で行われるNHKマイルカップ(GI)に出走を予定しているロサギガンティアについて藤沢和雄調教師、柴田善臣騎手のコメントは以下の通り。

・藤沢和雄調教師のコメント

 前回のレースから日が経っていないので、坂路コースで短い距離の調教をしました。時計もそれほど速くなく、楽に併走馬と上がってきました。

(皐月賞から強行軍だが)大きな馬ですが、それほど反動はなかったです。

(皐月賞は)道中は良かったのですが、最後の1ハロンは良い脚でなかったので、ちょっと距離が長かったのかな、と思います。今回の距離とコースは向いているようなので、頑張ってくれたら、と思っています。マイルの得意な強い馬も出ているが、これくらいの距離なら差がないと思います。

(枠順、馬場状態については)東京だったら問題ないと思いますよ。

 大きな馬でデビューが早かったのですが、早いうちは馬体を持て余していました。そんな馬が今年に入ってスプリングステークスを勝ち、柴田善臣騎手は「だいぶ早くに良くなった」というようなことを言っていました。

 前走はすばらしい馬たちがたくさん出ていて、距離も長かったのであの着順だったんでしょう。今回も同じくらいすばらしい馬たちが出ていますが、距離は得意そうなので、また応援してください。

・柴田善臣騎手のコメント

 今日は北コースから坂路に入りましたが、リラックスしていい雰囲気でした。
調教師からは「いいようにやってくれ」という指示でした。毎回乗っているので、感覚を掴んでるだろうと思われていたのでしょうし、自分も掴んでると思っていますから。
(併走したレッドスパーダを後ろから追う調教にしたのは)目標となる馬を前に置いて、力まないように走るのが狙いでうまくいきました。上手に走っていました。

 皐月賞の時は飼い葉食いが細くて心配だったのですが、終わったらそれもすぐに戻って、先週・今週と元気が良かったですし、立て直せたのだと思います。

 皐月賞は調整が順調に行きすぎて、意外と早くピークを迎えてしまう形になりました。距離もあったのでしょうが、元気がなかったのが影響したのだと思います。

 東京競馬場のマイルは何度か競馬もしてますし、イメージもできているので、馬も戸惑いなく走れると思います。

(現時点の能力を見て)先でしょうね。もっと先を見て仕上げていったほうがいいと思います。秋、来年にはいい馬になると思っています。目標を先に置いてやっていますが、今回もご飯食べて元気良くなっていて、相手関係も差がないと思っているので、期待しています。

(今回は)展開面で目標になる馬がいますが、能力的に差はないと思っていますし、自分の馬が強いと思っています。枠順の希望はありません。上手にスタートは切れないと思うので、その時で考えたいと思います。

(関東馬が先週の天皇賞を勝って)このいい雰囲気に乗っていきたいです。

(取材:山本 直)

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