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京都11Rの天皇賞(4歳以上GI・芝3200m)は、4番人気フェノーメノ(蛯名正義騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分15秒1。クビ差の2着に3番人気ウインバリアシオンが、ハナ差の3着に12番人気ホッコーブレーヴがそれぞれ入線。

フェノーメノは美浦・戸田博文厩舎の5歳牡馬で、父ステイゴールド、母ディラローシェ(母の父Danehill)。通算成績は14戦7勝となった。

レース後のコメント
1着 フェノーメノ 蛯名正義騎手
「厩舎と牧場のスタッフががんばって馬を戻してくれたので、結果を出すことができてよかったです。レースは3コーナーの下りで力んでどうかと思いましたが、正面で息が入ったのでこれならいけるのではと思いました。他の馬は気にせず、自分のレースをすることだけを考えていました。最後はとにかくしのいでくれという気持ちでした」

2着 ウインバリアシオン 武幸四郎騎手
「勝てそうな勢いで、やったかと思いましたが、あと100mくらいで止まってしまいました」

3着 ホッコーブレーヴ 田辺裕信騎手
「人気がなかったので一発狙っていました。イメージ通りに運べましたし、馬群を割って伸びてくるのは力がなければできません。最後もよく伸びていますが、前も止まりませんでした」

4着 キズナ 武豊騎手
「レースそのものはいい形で運べましたが、もうひとつある上のギアに入りませんでした。状態はよかったのですが......。次は何とか巻き返したいですね」

5着 タニノエポレット 和田竜二騎手
「スタートは出てくれましたが、行き脚がつかず、道中は内々でジッとしていました。4コーナーでは手応えもよく、うまくさばけました。具合も本当によく、がんばってくれました」

7着 ゴールドシップ C.ウィリアムズ騎手
「調教から返し馬までリラックスして落ち着いていたのですが、ゲートの中で待っているうちに徐々にテンションが上がってしまい、出遅れてしまいました。下り坂でスパートして前にせまってくれましたが、結果的に出遅れが響きました。(レース後、下馬したことについて)左前脚を気にする素振りを見せていたので下馬しました。何もなければいいのですが......」

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