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 春一番も吹いて、いよいよ春本番です。今思えばよくもあれだけ雪が降ったと思う2月の万馬券を振り返ります。まず、2月に出た100万を超える大万馬券と2回しか発売がなかったWIN5の実況担当者は以下の通りです。

 

2月 1日(土)京都・3レース 3連単 108万2090円(実況担当・小塚)

2月23日(日)小倉・1レース 3連単 219万2610円(実況担当・中野)

2月24日(月)東京・3レース 3連単 120万1390円(実況担当・米田)

 

★2月 2日(日) シルクロードS&根岸S

 東京    9R(3番人気)・10R(10番人気)・11R(4番人気) ...山本アナ    

 京都 10R(1番人気)・11R(2番人気)              ...檜川アナ

<払戻金> 636万3300円

  

★2月23日(日) フェブラリーS&小倉大賞典

 東京 10R(1番人気)・11R(16番人気)・          ...山本アナ    

 京都 10R(3番人気)・11R(1番人気)            ...佐藤アナ

 小倉 11R(1番人気)                            ...大関アナ

<払戻金> 1271万9950円

 

 2月の月間MVPを発表します。MVPは、山本アナに決まりました。2月は100万馬券を実況していない山本アナですが、理由はお分かりですね。そう、あのフェブラリーステークスを実況したことが評価されたのです。選考委員会では「いやぁ、まいった。あの豪華メンバーで、あの馬が勝つとは衝撃的だった」というような声が多く聞かれました。私は11番人気のノーザンリバー(4着)から3連複を買っていたのですが、さすがにあの馬は全く考えていなかったですね。

 ところで、前回のこのコラムで私は次のように書きました。「1984年にJRAがグレード制を導入してから、GIレースで最低人気の馬が勝ったのはこれが3度目となりました。では、ここで問題です。最低人気の馬が勝った過去2回のGIレースとその実況担当者は誰だったか?」

 正解は、1989年のエリザベス女王杯(20頭立ての20番人気のサンドピアリス・単勝4万3060円)で実況したのは藤田アナウンサー。そして2000年のスプリンターズステークス(16頭立ての16番人気のダイタクヤマト・単勝2万5750円)で実況者は山本アナウンサーです。

 また、私は次のようにも書いていました。「実は、私は過去2回のレースを調べていて『あること』を発見したのです。」と。この『あること』とは、山本アナが歴史的レースを2度も実況したということです。スプリンターズステークスの時は、私は山本アナのすぐ後ろでレースを見ていました。「20世紀最後のベストスプリンターはどの馬か!?」とファンファーレの後に興奮気味に山本アナが言ったことを覚えています。それが単勝2万5750円の馬だったので本当に驚いたことを覚えています。そして今回もスタート前に「ダートの強豪が揃いました!」と言っていました。確かに好メンバーでした。しかし、勝ったのがあの馬でしたから...。

 2度あることは3度ある、です。次に山本アナがGIレースを実況する時は要注意です。しかもそのレースが豪華メンバーで行われるなら、なおさら最低人気の馬に注目すべきだと思います。ちなみに平地のGIに限ります。障害戦のGI(J・GI)では、かつて2001年の中山大障害で10頭立ての10番人気のユウフヨウホウ(単勝1万1470円)が勝ちましたが、あのレースは木和田アナが実況していて、山本アナではありませんでした。

 さて、リーディング争いは、首位が入れ替わりました。3位につけていた米田アナが、2月は24打数22安打と万馬券レースを実況しまくって9割1分8厘となってトップに立ったのです。1月は打率10割だった舩山アナば9割ちょうどで2位となっています。今シーズンから本格的にリーディング争いに参加した米田アナが、はたしてどこまでヤルのか楽しみです。3位は8割6分4厘の山本アナで、その後大関アナが8割5分2厘で4位につけています。

 一方、殿は1月のブービーだった木和田アナです。6割4分4厘と1人だけ6割に低迷しています。そしてブービーが7割3分6厘の小塚アナで、「トラキチ」の2人がパッとしません。そういえば阪神タイガースもオープン戦はパッとしませんね。

 さぁ、クラシックレースのトライアルが毎週行われていて、今週は変則3日間開催です。なんとか「3タテ」を喰うことなく、1つぐらいは万馬券を取りたいものです。皆さん、頑張りましょう!

 

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