31日(日)中山競馬場で行われる第45回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)に出走予定のリアルインパクトについて、追い切り後の橋本調教助手のコメントは以下の通り。
「中山記念は、いつもの粘りもなく、まだ太め残りの影響があるのか、モサモサした感じに見えました。
今年は、馬体を攻めて仕上げてというよりも、フレッシュな形で競馬に行きたいと考え、元気な状態で競馬にという意図で、ここ2戦やってきました。その影響で馬体が締まりきらない部分があり、そのあたりに敗因があると感じました。それで今回、調教を強化して、こちらにいる時点での比較で-10kgですから、少し締まった形で競馬にいけると思います。
1600mはベストの距離ですし、コースもトリッキーではありますが、過去に朝日杯で対応してくれましたから、不安はありません。メンバーよりも、斤量58kgの方が心配です。
不振が続いているので、きっかけを作る競馬をしてほしいと思います」
(取材:中野雷太、米田元気)