阪神９Ｒのゆきやなぎ賞（３歳５００万下・芝２４００ｍ）は、２番人気シャンパーニュ（武豊騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分２８秒９。１馬身半差の２着に１番人気サトノアラジンが、２馬身半差の３着に４番人気メイショウラリマーがそれぞれ入線。

シャンパーニュは栗東・加用正厩舎の３歳牡馬で、父チチカステナンゴ、母ラブリネスオブパリ（母の父サンデーサイレンス）。通算成績は８戦２勝となった。

レース後のコメント
１着　シャンパーニュ　加用正調教師
「前に行ったらしぶとい馬だと思っていました。今日は直線の長いコースで後ろの馬に早めに来られなかったのもよかったのでしょう。直線もジリジリ伸びる、この馬の持ち味が生きるレースになりました。次はオーナーと相談になりますが、長い距離を使うことになると思います」

２着　サトノアラジン　岩田康誠騎手
「いい位置で流れに乗ってレースができました。今日はどの位置でもいいと思っていました。道中で少し力んだ面はありましたが、それでも差し切れると思ったのですが......」

３着　メイショウラリマー　武幸四郎騎手
「ずっと追いどおしでした。最後追い込む脚を使ったように能力は感じる馬ですが、まだ緩いところが多くて未完成の馬です。将来は必ず走ってくると思います」

４着　ラハイナルナ　Ａ．シュタルケ騎手
「サトノアラジンをマークして、いいポジションでレースができました。ただ、ビデオで見ていたような、いい脚を使えませんでした」

５着　レッドカイザー　Ｍ．デムーロ騎手
「まだ馬が幼くて、馬の間に入っていきません。前が開いてからはいい脚を使いました。長い距離は合うと思います」