小倉６Ｒのメイクデビュー小倉（ダート１７００ｍ）は１番人気ヤマニンウルス（今村聖奈騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分４４秒３（稍重）。大差の２着に３番人気ゴライコウ、さらに３／４馬身差の３着に４番人気 オーヴァーストームが入った。

ヤマニンウルスは栗東・斉藤崇史厩舎の２歳牡馬で、父ジャスタウェイ、母ヤマニンパピオネ（母の父スウェプトオーヴァーボード）。

レース後のコメント

１着　ヤマニンウルス（今村聖奈騎手）
「ヤマニンアンフィルの弟にあたる血統ですが、兄弟でタイプが違います。返し馬で放馬があったり、ゲートでゴチャついたりしても物怖じせず、大人という感じがして堂々としていました。調教通りの動きでした。前の馬を目標にいつでも動ける態勢でした。直線はまだ遊びながら走っていました。後ろの足音が聞こえなかったので、最後は流していました。強い走りでした。返し馬から砂を被せたりしていましたが大丈夫でした。強い馬に乗せてもらいました。（ＧⅠ騎乗が可能になる３１勝まで）ずっとカウントダウンがあって、頭に余裕がなくなるくらい周りからも言われていました。そっとしてほしい気持ちもありました。芸能事務所に所属して守られるようにもなりましたが、競馬に集中して臨みたいと思っています。デビューから半年近くたって、ここに来て妨害行為があったりして、正直、勝ち急いでいるところはありました。これからもっともっと結果で返して行きたいと思います」

３着　オーヴァーストーム（団野大成騎手）
「まだ走りが幼く緩さがあります。ペースが速い中で追い通しでしたが、よく頑張りました」

５着　ダイメイセブン（藤岡康太騎手）
「待たされましたがスタートは決めてくれました。良い先行力をしています。強い勝ち馬に早めにプレッシャーをかけられる形でしたが、よく頑張っています」