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東京11Rの第31回フェブラリーステークス(GI、4歳上、ダート1600m)は16番人気コパノリッキー(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。1/2馬身差2着に2番人気ホッコータルマエ、さらに1馬身3/4差で3着に1番人気ベルシャザールが入った。

コパノリッキーは栗東・村山明厩舎の4歳牡馬で、父ゴールドアリュール、母コパノニキータ(母の父ティンバーカントリー)。通算成績は9戦5勝となった。

~レース後のコメント~
1着 コパノリッキー(田辺騎手)
「今日はただでさえ長い東京の直線が長く感じられました。ホッコータルマエのメンコがちらついて、ある程度で止まってくれて、あともうちょっともうちょっとと思いながら追っていました。よく凌いでくれました。今日は小細工なしに正攻法で行きましたが、絡んでくる馬もおらず、ペースも落ち着いて、道中の手応えも抜群でした。それが最後の伸びにつながったと思います。最後まで止まらず、よく走りきってくれました。帰ってくる時も引っ掛かるくらいの手応えでした。初めてのGIを勝たせてくれて、馬にありがとうと言いたいです」

2着 ホッコータルマエ(幸騎手)
「自分の形でレースは出来ましたが、最後はどうしても前との差が詰まりませんでした。勝った馬をほめるしかありません。意識のほとんどは後ろの馬においていましたが、コパノリッキーに意識をおいていたとしても、交わせていたかどうか...という感じです。それでも今日は集中して走ってくれていました」

(西浦勝一調教師)
「まさか、勝った馬にここまで粘られるとは...。前を行く馬が実力馬、人気馬なら意識しなければいけませんが、無理につかまえに行けば後ろに差されてしまいますし、幸騎手は完璧な騎乗をしていました。勝った馬が今日は強かった。ドバイには予定通り向かいます。昨年の代表馬(ベルシャザール)も負かしています。この馬は一度負けた馬には二度と負けないんです」

3着 ベルシャザール(C・デムーロ騎手)
「ゲートの出が甘く、スタートで遅れる形になりました。ペースが遅く、外々を回る形でした。前にブライトラインがいて、それを追う形でレースを進めました。終い勝負になった分、きつくなりました。1600mは短いです。もっと長い方がいいと思います」

5着 ブライトライン(福永騎手)
「ペースが遅かったので、自分から動きました。ホッコータルマエを見ながら、悪くない感じで進められました。しかし、直線で左にモタれてしまいました。それがすべてです。まっすぐ走っていたら、勝ち負けだったと思います」

6着 ワンダーアキュート(武豊騎手)
「馬は元気一杯で、具合も良かったのですが、外枠の競馬になりましたね...」

7着 ダノンカモン(三浦騎手)
「馬は落ち着いていて、いい位置でリズム良く運べました。良かったです。まだ若いですし、頑張ってくれています」

8着 ニホンピロアワーズ(酒井騎手)
「ホッコータルマエとワンダーアキュートを見ながら進めて、位置取りは悪くありませんでした。道中のペースが遅いと思いました。結果的に積極的に行っても良かったです」

9着 ドリームバレンチノ(岩田騎手)
「折り合いをつけて行きましたが、結果的に前残りの競馬になりました。この馬も伸びて来てはいるのですが...」

10着 ゴールスキー(ベリー騎手)
「スタートの部分が芝で、そこでの走りが良くなく、後ろの位置になって、遅れてしまいました。芝の部分が終わってハミを取って行きましたが、スローペースで行き場所がなくなってしまいました。スタートからダートのコースなら、GIレースでも活躍出来ると思います」

12着 ソロル(ブノワ騎手)
「1600mで、しかもGIという条件はきついです。1800mや2000mで走るようなペースでは行けません。追いかけ通しでした。精一杯走ったと思います。1800mか2000mならもっと活躍出来るでしょう」

13着 ベストウォーリア(浜中騎手)
「ポジションとしては、ある程度考えていた通りでした。ペースが遅く、団子状態でした。内枠だと自分から動きにくいですね。能力は絶対にあります。明け4歳で、どんどん成長しています。今後もいいレースをして欲しいです」

14着 アドマイヤロイヤル(四位騎手)
「調教師からは、スローになるだろうから前めで競馬するように、と言われていました。しかし、スタートで内と外の馬に寄られてしまいました。しかもポジションを上げて行くには外々を回らなければいけませんし...」

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