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14日(日)に新潟競馬場で行われる関屋記念に出走を予定しているイルーシヴパンサー(牡4歳、美浦・久保田貴士厩舎)について、久保田貴士調教師のコメントは以下の通り。

「前走の安田記念は1番人気になりましたが、期待に応えられず申し訳なく思っていますし、私達にとっても残念な結果だったと受け止めています。能力を十分発揮出来ないままレースが終わってしまったという印象を持ちました。

その後は秋に向けて賞金を加算しなければいけないので、このレースを目標にして、放牧に出してレース1ヶ月前にこちらに戻しました。ここまでいい状態で予定通りの調教をこなしています。

今朝は今回コンビを組む岩田望来騎手が乗って、2頭併せでした。追い切りの前に確認してほしいところなどについて話しました。今朝は先週と違って自分のバランスで走っていました。いい動きでした。戻ってきてから、岩田望来騎手が持っていたイメージと実際乗った感じを聞いたのですが、イメージ通りの馬で反応の良さなどを感じ取ったようです。彼も手ごたえを感じたと思っています。

新潟コースは2歳の夏、デビュー戦で走っています。ここまでの戦績を見ても分かるように、左回りのマイル戦という条件を求めて出走するというところはあります。今回はGIホースをはじめ実績のある馬が出走してくるので、この馬がこれからどこまで昇っていけるかを見るためには非常にいいメンバーが揃ったと思っています。

岩田望来騎手には、この馬が能力を発揮出来る騎乗をして欲しいと思います。この馬の末脚は相当なものですから、新潟の長い直線でそれをうまく活かした競馬が出来ればいいと思っています」

(取材:小林雅巳)

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