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新潟11Rの第22回アイビスサマーダッシュ(3歳以上GIII・芝1000m)は7番人気ビリーバー(杉原誠人騎手)が勝利した。勝ちタイムは54秒4(良)。1馬身差の2着に2番人気シンシティ、さらに1/2馬身差の3着に14番人気ロードベイリーフが入った。

ビリーバーは美浦・石毛善彦厩舎の7歳牝馬で、父モンテロッソ、母デイドリーマー(母の父ネオユニヴァース)。通算成績は45戦5勝。

レース後のコメント
1着 ビリーバー(杉原誠人騎手)
「枠順が良かったですし、いつも以上にスタートも速くて本当に私の理想通りのポジションが楽に取れました。道中は引っぱりきりというかそんな感じで運べましたし、あとは何とか(前が)あいてくれと思ってうまくあいてくれて良かったです。(重賞初制覇は)時間がかかりましたが藤沢調教師が引退されて、フリーになって一年目で心機一転何とか自分なりにしていこうというところで勝てたのは非常に大きいですし、これから頑張っていきたいです。いつも乗せていただいてる厩舎で調教師もそうですが、オーナーも何とかJRAの重賞を、と思うところなのでこの枠と、まず抽選に入ったことで運を使ってしまったかなと思いましたが、それでも16番を引けましたし、まだまだ何かあるのではないかと期待を込めて乗っていました。7歳で結構数を重ねていますが、いつも一生懸命走ってくれる馬で頭の下がる思いです。残り何戦するか分からないですが全力で重賞勝ち馬として頑張ってもらいたいと思います」

1着 ビリーバー(石毛善彦調教師)
「今日は凄く仕上がりが良かったです。抽選に通り良い枠もあたりジョッキーとも狙っていましたが、上手く行くときはこんな風にうまく行くのですね。この馬は除外も多く前があかないことも多かったのですが7歳まで頑張ってきてくれてタフな馬です。そして関わってくれた皆の努力の結果です。これで今後は好きなレースを使えるのが嬉しいですね。次走はオーナーと相談してからになります」

2着 シンシティ(富田暁騎手)
「前回の競馬である程度目処をつけていました。今回は外枠を引いてチャンスがあると思っていましたし、前半も最高の入り方でこの馬のペースで余力を持ってレースを進められました。最後は相手の決め手が上で悔しい結果でしたがこの馬の力を示すことが出来ました」

4着 レジェーロ(団野大成騎手)
「前回はペースが速すぎて結果が出せませんでしたが、今回は逃げた馬がペースを落としてくれて息が入りました。追っての反応は良く、進境を感じるレースでした」


5着 スティクス(藤田菜七子騎手)
「内枠はきつかったですが惜しい競馬でした。この枠ですから腹を括って最内に進路を取りました。ロスない形で行けたのですが残念です」

6着 オールアットワンス(石川裕紀人騎手)
「何頭か内に行く馬がいるのは想定してました。この馬も外に行くメリットが無いので内へ行きました。よく頑張っています」

9着 ヴェントヴォーチェ(福永祐一騎手)
「スタートが良く、2~3列目を取れたのですが道中ずっと左にもたれていました。外に行こうにも行けず馬群の内に行ったのですが前のスペースへ入って行こうとしませんでした。フリーな形になってから伸びたのですが他馬を気にする面を終始見せていました。力のある馬なのですが今日はその力を発揮させることが出来ませんでした」

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