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7月10日(日)に小倉競馬場で行われる第27回プロキオンステークス(GIII)に出走を予定しているユニコーンライオン(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の福岡五大調教助手のコメントは以下の通り。

「爪の不安でここまで時間がかかって、ようやく帰ってきてくれたなという気持ちです。今はバリバリ気にせず調教もやれるようになっているので、爪の影響は無いです。6月17日に帰厩して、2週前にしっかりやって、先週も川須騎手に乗ってもらってしっかりやって、きょうは終いだけしっかり伸ばそうという感じでやって、予定通り調教が出来ています。

2週前に自分が乗って追い切った時に51秒台が出て、その後に反動も無く元気いっぱいでした。1週前にジョッキー騎乗でしっかりやってもらって、その動きも元気いっぱいだったので、馬はフレッシュな状態であると思います。

(ダートのプロキオンステークスで復帰することについて)1年以上レース間隔が開いていて、ハンデ戦は使えないとか、オープン特別になると負担重量を背負ってしまうということになって、どうしても使うレースが限定されてしまう中で、復帰戦をこのレースに選ぶ形になりました。馬格があってパワーのある馬なので、全く適性が無いとは思っていないですし、以前はダートで大敗しているので強くは言えないですが、楽しみにしています。

自分は4走前から担当していますが、使うたびに集中力がすごく増してきて、普段からも馬が変わってきているというのを感じていました。勢いもありましたし、集中力がこの馬にとっては大きなものだと思いました。どちらかというと気持ちで走るタイプなので、気持ちを(レースに)向かせるように意識してやっています。

爪の病気で長いことかかってしまいましたが、元気で走っているユニコーンライオンの姿を僕も見たいですし、待ってくれている方がいると思います。僕も期待していますし、応援していただきたいと思います」

(取材:三浦拓実)

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