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5日(日)東京競馬場で行われる第72回安田記念(GI)に出走を予定しているカラテ(栗東、牡6、辻野泰之厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教師のコメントは以下の通り。

・(転厩初戦のマイラーズCの時は)とにかく栗東トレーニングセンターという環境も初めてでした。入厩して1週間は環境に戸惑いも見られました。今回は、ここが調教施設ということを理解してくれたようで、雰囲気の違う状態で帰ってきてくれたように感じています。

・レースに関しては、スタートで落鉄してしまいましたので、馬にとってはかわいそうな競馬になってしまいました。前回の競馬に向けての調整過程を生かして今回は調整が出来ていると思います。前回とは違った状態で臨めると思います。

・(中間の過ごし方は)2週間ほど近郊の牧場に放牧に出して、3週間前に栗東トレーニングセンターに戻して調整を進めています。今回の方がピリッとしたところを見せてくれていますし、調教でもしっかりハミを取るところが強くなっています。そういった変化は感じています。

・前回の1週前追い切りはCウッドチップコースで追い切りましたが、今回は坂路でしっかり目に動かすというイメージで追い切りました。一瞬の切れというよりは、長く脚を使うという、競馬と同様の追い切りの動きと感じました。

・(最終追い切りは)時計は気にせず、この馬の動きが出るか、という最終確認でした。動き自体も素軽くなっていますし、息の戻りも良かったので、状態そのものはいいのではないかと思います。

・(今回の舞台は)阪神競馬場よりは走り慣れたところだと思います。状態に関しても、前回とは違う雰囲気で競馬に臨めるので、また違う結果をと思います。重賞を勝っている馬を預けていただいたのに、前回結果を残せず申し訳なく思っています。大きな舞台で巻き返したいですね。

(取材:檜川彰人)

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