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5日(日)東京競馬場で行われる第72回安田記念(GI)に出走を予定しているロータスランド(栗東、牝5、辻野泰之厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教師のコメントは以下の通り。

•(前走高松宮記念は)レース前から初のスプリントがGIと厳しい戦いになることをイメージしていましたが、いいポジションで流れに乗って、勝負どころで少し置かれ気味になるところがありながら、最後巻き返してくれました。この馬のレースセンスには頭が下がる思いです。

•昨年の秋にGIに挑戦させていただいた時は、少しまだ力が足りなかったのかなと感じるところがありました。今回、高松宮記念で、牡馬相手でも2着と頑張ってくれたので、力をつけていると感じました。

•(安田記念に駒を進めたのは)前走の結果を受け、状態も考慮して、オーナーと相談。それで向かうことにしました。

•(中間の調整は)ヴィクトリアマイルという選択肢も(初めは)ありましたので、早めに栗東トレーニングセンターに戻しました。それでじっくりと調整しました。プール調教などリラックスするものも取り入れて、ここまで取り組んできました。状態面としては、前走かそれ以上の状態で臨めると思います。

•(1週前追い切りは)(デムーロ)騎手に感触を確かめてもらうことと、しっかり動かしてスイッチを入れてもらうことに重点を置いて追い切りました。動きそのものも良く、調教後の雰囲気もとてもいい状態で戻ってきましたので、とても良い追い切りになりました。

•(今朝の最終追い切りは)先週末に坂路で時計を出していますので、今朝は時計を気にせず、バランスの確認に主眼を置いて追い切りました。しっかり引きつけてというリクエストで追い切りました。こちらから上体を起こしにいかなくても、しっかり自分から起きてくれました。そういったところで、トモ(後肢)の力もしっかりと戻ってきているところを確認できました。これならいい状態でレースに臨めると思います。

•(東京競馬場のマイルは)去年の秋に富士ステークスで経験はしています。ただ、その時は結果が出なくて申し訳無かったのですが、今回は改めて力が出せる状態でここまで持って来ることができたので、マイナスのイメージを持たないようにレースに臨んで欲しいと思います。

•去年の秋にGIの壁にぶつかったことを考えたら、確実にステップアップしています。もう少しでGIのタイトルというところまで来ています。なんとかもう「ひと頑張り」して欲しいと思っています。

(取材:檜川彰人)

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