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3日(日)に東京競馬場で行われる安田記念(GI)に出走を予定しているナランフレグ(牡6歳、美浦・宗像義忠厩舎)について、丸田恭介騎手のコメントは以下の通り。

(今朝の追い切りの内容は)
「先週、終いきっちりと追ったので、今週は全体的にサラッと流すようなイメージで追い切りました。2頭併せの内から、強く刺激を入れることなく、スムーズに反応してくれた感じです」

(馬とはどんなコミュニケーションを取っていましたか?)
「多少やんちゃなところがあるので、その辺は注意して、あとは、追い切りに関して言えば、今日はナランフレグが気持ち良く走ってくれればというイメージで接しています」

(GI制覇から2カ月経ちましたが、今もあの感激は色濃く残っていますか?)
「僕自身初めてのGI勝利でしたし、目標にしていたので、嬉しかったです。時間が経っても、一つ区切りとして勝てたというのは嬉しく思っています」

(新たなGI安田記念に臨むお気持ちは)
「一つGIを勝って、また、今まであまり経験してきていない距離でのチャレンジになりますので、どれくらいやってくれるのか、凄く楽しみにしています」

(距離へのチャレンジという点は?)
「2歳の時にダートで1600メートルを使ったと思いますが、その時とは馬の体の出来や成長も変わってきていると思います。今ならこの距離もこなしてくれるのではないかなという気持ちで、高松宮記念の後、安田記念の挑戦というのも視野に入れても良いのでは、と調教師に話をさせてもらいました」

(今回もなかなかの好メンバーが揃いますが、自信というのは?)
「やってみないとわからない部分はありますが、上手く脚が溜まって、良い末脚を発揮できた時は良いところまで来るのではないかな、という気持ちは持っています」

(ワンターンの広々とした左周りコースになりますが)
「距離は変わりますが、やることはそこまで変わらないというのは、馬にとっても良いと思います」

(想定されるポジショニングというのは、後方からに?)
「ゲートの出はそこまで悪い馬ではないので、もしそのまま出た感じで取れたらそのまま運ぶという可能性もありますし、リズムを守るかも知れないし、その時のレースの雰囲気で決めていこうと考えています。ナランフレグは晴れてGIホースになりましたが、安田記念は距離が400メートル延びるということで、チャレンジャーの気持ちで臨んでいきたいと思っています」

(取材:木和田篤)

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