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29日(日)東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)に出走予定のアスクビクターモア(牡3、美浦・田村康仁厩舎)について、関係者のコメントは以下の通り。

アスクビクターモアについて田辺裕信騎手

(皐月賞を振り返って)
「レース前の田村調教師とのやり取りで、『逃げるのもありだよね』という話は少ししていました。レース前から逃げようと思っていたわけではありませんが、逃げるだろうと思っていた馬が出遅れていて、この馬も遅い流れで控えてケンカになるのは嫌だったので、自分からポジションを取りに行ってリズム良く運べたとは思います。

 控えたほうがよかったかどうかはなんとも言えないですね。それはわかりませんが、あのときは牽制しあう中でのスローで下げたくもなかったので、僕の判断で行きました」

(東京芝2400メートルという舞台について)
「2400メートルを経験した馬自体が少なくて、どの馬も距離については未知の部分があると思います。この馬自身ももちろん可能性はあると思うので、こなしてくれると思って乗りたいです」

(レースでのポイントは)
「ゲートの出から、他の馬の動きによっての隊列の決まり方、そこでどれだけスムーズに流れに乗れるか。馬にストレスがかからないようにしなければと思います。あとはスタンド前発走ということで、中山のときはまだお客さんも少ない中で、2000メートルのスタートはコースの端のほうでしたからね。そういった環境の違いをうまくクリアしてくれればと思います」

(有力馬の1頭で日本ダービーに臨む心境は)
「皐月賞、ダービーと乗れる馬に乗せてもらって、責任は感じていますし、あと少しのところでトップまで届くくらいの位置にいる馬だと思っていますので、どういうレースをしようかしっかり考えたいです」

(意気込みを)
「馬も順調だと聞いていますし、僕もこの馬でダービーに出られるのを楽しみにしていました。なんとか良い結果が出るように乗りたいと思います」

(取材:小塚歩)

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