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 28日(日)に京都競馬場で行われる第147回天皇賞(GI・芝3200m)に出走するカポーティスター(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●カポーティスターについて高倉稜騎手(春の天皇賞は初騎乗)
「今朝の追い切りは、テンの入りは遅かったのですが終いはしっかり駆け抜けてくれて、それでまだ余裕があるくらいでした。今日乗った感じでは、馬の状態に関しては絶好調じゃないかな、と思います。前回よりも良くなっていると感じましたね。

 この馬には中京で乗って未勝利戦を勝たせて貰いましたが、その時からいい馬だな、オープンまで来ても不思議ではないなと思っていましたが、ここまで来てくれました。日経新春杯のときも馬が一回り大きくなっていて、折り合いもつくようになって、メンタルも強くなったのかなと感じました。

 (日経賞2着を振り返って)京都記念が正攻法の競馬で伸びなかったので、どうかなと思ったのですが、地力で2着まで来てくれて、やはり成長している、一戦一戦力をつけている気がします。初めて天皇賞に乗りますし、周りはみんな先輩ばかりなので、若手として先輩を脅かす存在になりたいですし、結果を出したいです。競馬の前ですがワクワクしますね。

 今年は自分の初勝利がカポーティスターで、この馬が流れを作ってくれたので、ありがたいと思います。未勝利を勝ったあと乗る機会がなかったのですが、競馬はずっと見ていてもう一度乗りたい、と思っていましたし、そこで日経新春杯に乗れて勝てたのは嬉しかったです。

 (天皇賞に乗ることが決まった時の気持ちは)嬉しかった半面、距離も未知数ですし、そこがどう出るかという不安はあったんですけど。ただ、競馬に行ってもここ2戦は、普通の馬なら掛かってしまうようなところでも我慢できているので、クリアしてくれると思います。

 日経新春杯を勝ったときのような競馬が出来ればベストだと思います。ゴールドシップは強いですが、何とか負かせたら良いですね」

(取材:大関隼)

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