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5月1日(日)に阪神競馬場で行われる天皇賞(春)に出走を予定しているタイトルホルダー(牡4、美浦・栗田徹厩舎)について、栗田徹調教師のコメントは以下の通り。

「前走の日経賞は今年の始動戦として、まずはレースに使うことを目標にして進めてきて、結果勝ち切ることが出来てホッとしています。前走後は10日ほど牧場に出してケアしてもらい、ガス抜きが出来てリフレッシュした様子も見せて、気負う面もなく順調にここまできました。

先週の段階でほぼ確認することは出来ていて、今朝の追い切りはウッドチップコースで併せましたが、ガッチリ併せるというよりもそっと前の馬について行って整える程度でした。走るフォームや手前をかえること、息づかいなど細かいことを確認しました。今週は良くなってくるだろうというイメージ通りにきています。レースに向けて不安な点はありません。

3200メートルという距離は心配していません。レースは枠順や相手関係にもよりますが、有馬記念では逃げずに際どい競馬をしてくれました。逃げた方がこの馬の持ち味が活きるとは思いますが、決めつけることなく騎手と馬とのコンタクト、信頼関係でレースをしてもらえたらと思います。

今回は昨年凱旋門賞に挑戦した馬や上がり馬もいます。特殊な舞台でもあるコースで適性が大事になってくると思います。菊花賞を勝ち切ったので春の天皇賞につながるとは思いますが、この馬の状態を最優先に考えてやってきました。大舞台で最善の結果が出るように騎手と共にやっていきたいと思っています」

(取材:小林雅巳)

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