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中山11Rの第82回皐月賞(3歳GI・芝2000m)は5番人気ジオグリフ(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒7(良)。1馬身差の2着に3番人気イクイノックス、さらに1馬身1/4差の3着に1番人気ドウデュースが入った。

ジオグリフは美浦・木村哲也厩舎の3歳牡馬で、父ドレフォン、母アロマティコ(母の父キングカメハメハ)。通算成績は5戦3勝。

レース後のコメント
1着 ジオグリフ(福永祐一騎手)
「十分チャンスのある馬だと思っていましたが、やはり自分が信じていた通りの能力を持っていましたし、素晴らしいレースをしてくれました。一番取りたいポジションでレースができましたし、そのためにスタートに集中していました。良いスタートを切ってくれて、だいぶ楽になりましたね。どのあたりから進出しようか考えていましたが、前に同厩舎のイクイノックスという強い馬がいましたし、長く脚を使えるので、4コーナー手前で外に持ち出して、エンジンをふかしながら直線に向きました。5番人気の伏兵の立場で、それでも自分が上手く誘導できれば勝てる馬だと思っていましたし、それに応えてくれた馬の走りが素晴らしかったです。(ダービーに向けては)距離が課題になるのかなと思います。2000mまでは全く問題ありませんでしたが、次はそこ(距離)が問われるのかなと思います」

2着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「休み明けでもすごく良い競馬ができました。外枠で、残念ながら馬の後ろで我慢させることができませんでした。勝った馬は自分の馬の後ろで我慢していました。仕方ないです。ダービーは大きなチャンスです」

3着 ドウデュース(武豊騎手)
「ポジションが結果的に後ろだったかもしれません。今日は大事に行きました。もっと流れるかと思ったのですが、流れませんでした。残念です。勝ちたかったです。ダービーで何とか頑張りたいです」

4着 ダノンベルーガ(川田将雅騎手)
「この枠でできる最大限の走りができました。必ずダービーに繋がってくると思いますし、無事にダービーを迎えられればと思います」

5着 アスクビクターモア(田辺裕信騎手)
「デシエルトが逃げると思っていたのですが、ゲートを出たら(デジエルトが)いなかったので、自分で行きました。田村調教師とも逃げることを考えているという話はしていました。良い流れは作れたと思います。弥生賞よりメンバーが強くなって、その中でもう少しというところでゴールしてくれました。この馬も能力のあるところを確認することができました。上積みはあると思いますし、次に向けて今日の競馬を生かしたいです」

7着 ジャスティンロック(戸崎圭太騎手)
「追い切りに乗った感じの雰囲気は良かったのですが、競馬に行くと若さが出ます。ゲートは大人しいのですが、気持ちが乗ってきていない感じです。気性面の成長が欲しいです」

8着 ラーグルフ(丸田恭介騎手)
「スタートも良く、最後もよく伸びてきました。今日は競馬に向かう雰囲気が今までで一番良かったです」

9着 ジャスティンパレス(M.デムーロ騎手)
「早めに動いて、良い感じで上がっていけましたが、馬場に脚を取られてしまいました」

13着 キラーアビリティ(横山武史騎手)
「ホープフルSの時もゲートが怪しかったのですが、今日はゲートが全てです」

15着 グランドライン(三浦皇成騎手)
「抽選を突破して、よく頑張って走りました。馬群の中でよく集中していました。自己条件ならしっかり走ってくれると思います」

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