IFHA（国際競馬統括機関連盟）から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。今回の発表は2022年1月1日から4月10日までに実施された世界の主要レースを対象としていて、レーティング118以上の28頭が掲載されている。前回の中間発表以降では、ドバイワールドカップデーの諸競走、カーターハンデキャップ（G1）やTJスミスステークス（G1）などが新たに対象となった。

ランキングトップはライフイズグッドとネイチャーストリップの2頭で、レーティングは124。ネイチャーストリップは前回の中間発表では119で第4位タイだったが、TJスミスステークスを3連覇してランキングトップタイとなった。

第3位はスピーカーズコーナーで、レーティングは123。前回の第4位タイからカーターハンデキャップを圧勝、レーティングを123とした。また、前走のガルフストリームパークマイルステークス（G2）の勝利も同じ123に上方修正されている。

第4位はゴールデンシックスティで、レーティングは122。今年に入り連敗し、2019年から続いていた連勝記録は16でストップしたものの、チェアマンズトロフィー（G2）で今年の初勝利となった。第5位タイはカントリーグラマーとゴールデンパルの2頭で、レーティングは121。前回第4位タイだったカントリーグラマーは、ドバイワールドカップ（G1）を制しレーティングを121とした。

また、前年のブリーダーズカップターフスプリント（G1）の覇者ゴールデンパルは、シェイカータウンステークス（G2）を4馬身3/4差で圧勝して前年のLWBRRと同じレーティング121となった。

日本調教馬は4頭が掲載され、ドバイシーマクラシック（G1）を勝ったシャフリヤールがレーティング120で第7位タイとなった。このレースで3着だったオーソリティ、ドバイターフ（G1）で昨年の覇者ロードノースと1着同着となったパンサラッサ、大阪杯（GI）を制したポタジェが118で第16位タイとなっている。

（JRA発表による）