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30日(水)、曇・稍重馬場の大井競馬場で行われた第45回京浜盃(SII・1700m・出走11頭)は、先手を奪った1番人気のシャルフジン(御神本訓史騎手騎乗)がそのまま逃げ切って前走雲取賞に続く連勝を飾った。勝ちタイムは1分47秒1。

4コーナーで2番手まで押し上げて迫った8番人気のカイルがクビ差で2着、さらに2馬身差の3着に2番人気のナッジが入り、3番人気のシルトプレは5着だった。

勝ったシャルフジンは父ヘニーヒューズ、母シャーペンエッジ(その父クロフネ)という血統の3歳牡馬で、船橋・川島正一調教師の管理馬。通算成績は7戦4勝、重賞は2021年のブリーダーズゴールドジュニアカップ(門別)、2022年の雲取賞に続き3勝目。


<レース後の関係者コメント>
1着 シャルフジン(御神本訓史騎手)
「陣営の方々と話をして、レース前そういう(逃げる)乗り方をしても良いんじゃないかという話をしていました。内のノブレスノアが行くのは分かっていましたが、この馬のほうが先行力があったので行かせました。ただ、ちょっと1コーナーでごちゃついた原因を作ってしまったので、そのあたりは反省したいと思います。(道中は)前回よりも気負うことなく、リラックスしながら走ってくれました。追い出してからの反応は良かったですが、後続の馬の音も聞こえていましたし、だんだんゴール前は脚色も鈍ってきていたので、何とか持ちこたえてくれと𠮟咤激励しました。無事に移籍して重賞2連勝という素晴らしい成績を挙げてくれました。勿論この後クラシックへ行くことになると思いますが、課題のほうもある馬なので、克服していって欲しいです。今日は強いシャルフジンを見せることが出来ましたし、今後も応援して頂ければと思います」

2着 カイル(本橋孝太騎手)
「もうちょっと御神本さん(シャルフジン)が止まると思いました。1頭でストレスがかかっていなかった分残られました。バテないですし追って伸びる、スタミナが凄いです。これから距離が延びた方がいいと思います」

3着 ナッジ(矢野貴之騎手)
「勝った馬のレースになりました。1コーナーでごちゃごちゃした所を避けられましたし良かったです。最後も差を詰めていますし、距離が延びていいという感じです。もっと前目で運べたと思いますし、そのあたりの反省を生かして次は乗りたいです。状態も次はさらにアップしてくると思います」

(取材:大関隼)

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