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中京11Rの第52回高松宮記念(4歳以上GI・芝1200m)は8番人気ナランフレグ(丸田恭介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒3(重)。クビ差の2着に5番人気ロータスランド、さらにハナ差の3着に17番人気キルロードが入った。

ナランフレグは美浦・宗像義忠厩舎の6歳牡馬で、父ゴールドアリュール、母ケリーズビューティ(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は29戦6勝。

レース後のコメント
1着 ナランフレグ(丸田恭介騎手)
「最後の直線で抜け出せて嬉しかったです。ファンの方からもっと喜んでいいと言われて、大きくガッツポーズをしました。全体に湿った馬場で、こういう経験は少ないですが、しっかりこなしてくれました。後ろからのレースになるのはいつものことで、この馬のリズムだけを考えていました。阪神のオープンでもこういう形をこなしてくれていたので、自信を持ってインコースへ行きました。宗像先生にはずっとお世話になっていて、恩返しできたと思うと幸せです。ありがたいです。これからもナランフレグと頑張りたいです」

2着 ロータスランド(岩田望来騎手)
「初のスプリント戦、初のGIでしたが、この馬のレースセンスでよく対応してくれました。最後、よく差を詰めてくれました。馬場も枠順もこの馬に向いたこともあり、あと一歩の所まで行けました。これからもGIを狙っていければいいと思います」

3着 キルロード(菊沢一樹騎手)
「馬場もこの馬に向きましたし、状態もとてもいい感じでした。レースには落ち着いて臨むことができました。良い位置を進むことができて、頑張ってくれました。悔しい結果にはなりましたが、いい経験をさせていただきました」

4着 トゥラヴェスーラ(鮫島克駿騎手)
「中京の今のトラックバイアスを考えて、インに潜り込むことを最初から考えていました。スタートを上手く出て、インに入って1200mピッタリの距離を走ることができました。勝ち馬にマークされるような形になりましたが、最後までしっかり走ってくれました」

5着 メイケイエール(池添謙一騎手)
「内が有利の馬場で、今日の結果はしょうがない感じです。あれ以上内には行けません。直線ではこの馬だけ外から伸びています。馬は落ち着いてレースに臨めるようになり、我慢できるようになっています。力負けはしていません。悔しいです」

6着 レシステンシア(横山武史騎手)
「敗因が分かりません。したかった競馬はできましたし、前残りの馬場で、いくら負けるにしても負けすぎの結果です。海外帰りというのもあるのかもしれません」

12着 グレナディアガーズ(福永祐一騎手)
「内を回ってきた馬が勝ったレースです。外枠からあれ以上内には行けません。スタートから馬の雰囲気は良く、直線で一瞬伸びたのですが、止まってしまいました」

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