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阪神11Rの第69回毎日杯(3歳GIII・芝1800m)は4番人気ピースオブエイト(藤岡佑介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒5(稍重)。3/4馬身差の2着に9番人気ベジャール、さらに半馬身差の3着に1番人気ドゥラドーレスが入った。

ピースオブエイトは栗東・奥村豊厩舎の3歳牡馬で、父スクリーンヒーロー、母トレジャーステイト(母の父Oasis Dream)。通算成績は3戦3勝。

レース後のコメント
1着 ピースオブエイト(藤岡佑介騎手)
「調教では折り合う馬でしたが、レースでは少しゲートが遅かったり、道中力みが強くなると聞いていましたので、どういう形で乗ろうかなと思っていましたが、調教時から今日は馬場も考えて少し前めでというオーダーでしたから、逆らわずに乗りました。残り1ハロン過ぎで一回、2着馬に前に出られているのですが、そこからグッと食いしばって、もう一度前に出てやろうという馬の気持ちがあったので、本当に馬の力に助けられたという感じですね。まだまだ成長の余地を残している中で、非常に素晴らしい動きをしてくれる馬ですし、色々な形で勝てているのも良いと思います。出世レースですし、非常に楽しみな馬だと思います。距離については、成長と共にではあると思いますが、色々な可能性を秘めた馬だと思います」

2着 ベジャール(藤岡康太騎手)
「レース前に聞いていたより馬は落ち着いていて、スタートも上手く出てくれました。ポジションを取りに行くレースをしましたが、しっかり脚を使ってくれました。最後の直線では一旦前へ出たのですが、差し返される形になりました。この馬もよく頑張っています」

3着 ドゥラドーレス(戸崎圭太騎手)
「枠順が内で、下げて運んでもと思いました。馬群に入って運びましたが、(馬群が)ばらけず、追い出しが遅くなりました。でも力はあるところは証明出来ました。でも人気に応えられず、申し訳ありませんでした」

4着 セイウンハーデス(幸英明騎手)
「能力のある馬ですが、物見をしたり、他馬を嫌がったりして、リズム良く走らせることが出来ませんでした。そのあたりが上手くいくようになれば、今後楽しみな馬です」

5着 リアド(福永祐一騎手)
「4コーナーの手前で躓いて、そこからのめるような感じになりました。それでも最後は地力で頑張ってくれているのですが、現状ではこういう馬場では踏ん張り切れないところがあります」

7着 テンダンス(鮫島克駿騎手)
「重心の低い良いフォームで走る馬なのですが、今日は馬場に脚を取られる感じで、この馬の良い走りを見せることが出来ませんでした」

8着 コマンドライン(岩田望来騎手)
「良い形で進めることが出来ましたが、3、4コーナーでごちゃついて、そこで集中が切れたのか、進みが悪くなりました。それでも最後は伸びてくれました。課題のゲートも出てくれました。次に繋げられたらと思います」

10着 ディープレイヤー(松若風馬騎手)
「良い背中をしています。これから走ってきそうな能力を感じました。コーナーも手応え良く回ってこれましたが、最後は一杯になってしまいました。これから伸びしろはある馬と感じました」

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