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中山11Rの第71回スプリングステークス(3歳GII・芝1800m)は5番人気ビーアストニッシド(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒4(稍重)。ハナ差の2着に2番人気アライバル、さらに1馬身1/4差の3着に6番人気サトノヘリオスが入った。

ビーアストニッシドは栗東・飯田雄三厩舎の3歳牡馬で、父アメリカンペイトリオット、母マオリオ(母の父ネオユニヴァース)。通算成績は6戦2勝。

レース後のコメント
1着 ビーアストニッシド(岩田康誠騎手)
「最後はルメール騎手(アライバル)と重なっていたので、どちらが勝ったかは分かりませんでした。馬場は外よりも内の方が良かったですし、スタートでつまずいたのですが、行かせれば全能力を発揮してくれますからね。自分のペースで行きました。この馬のペースでしたし、ラスト3ハロンから仕掛けていっても脚は残ると計算していました。この馬自身、意外性というか、攻め馬では本当にわがままだったりするのですが、レースに行けばこういうパフォーマンスを見せてくれる、本当に面白い馬です」

2着 アライバル(C.ルメール騎手)
「惜しかったです。今日はアグレッシブな騎乗をしたくて、スタートから押して2番手につけました。スタミナがあると思って前の方につけました。ただ4コーナーの反応がちょっと遅かったです。エンジンがかかるのに時間がかかります」

3着 サトノヘリオス(岩田望来騎手)
「良い流れで競馬ができました。最後も脚を使ってくれました。ホープフルS以来のレースで、よく走ってくれました。権利も取れましたし、この内容なら本番が楽しみです」

4着 エンギダルマ(丸山元気騎手)
「一瞬伸びかけましたが、最後は脚色が鈍りました。こういう馬場は得意ではないのに、よく走ってくれました。これから良くなってくると思います」

5着 ディオ(戸崎圭太騎手)
「上手に流れに乗れてリズムも良かったです。ただ追ってからジリっぽかったです。まだ体の緩さがありますし、ワンターンのコースの方が最後良い脚を使えそうです」

6着 ドーブネ(武豊騎手)
「スタートはあまり出ず、じっくりと折り合いをつけて進めました。3コーナーで上がっていくときの脚は良かったのですが、馬場に脚を取られたのかバランスを崩して、勢いが衰えてしまいました。荒削りなところがありますが、いずれは走ってきそうです」

7着 アルナシーム(福永祐一騎手)
「ゲートもスムーズで出も良かったです。折り合いもピッタリついて、あとは弾けるだけだと思い、満を持して外に出したのですが伸びませんでした。ロスのない競馬だったので、馬場が影響したのか何なのか、今の時点では敗因が特定できません」

10着 ソリタリオ(西村真幸調教師)
「ジョッキーは、進んで行かなかったと言っていました。稽古と違うと言っていました。それが今日は全てでしょうか......。その原因が馬場なのか右回りなのかは、少し掴み切れません。状態は悪くなかったと思うのですが」

11着 アサヒ(田辺裕信騎手)
「前回よりはゲートを出たと思いましたが、二の脚がつきませんでした。あの位置では間に合わないと思って少しポジションを上げましたが、後半もあまり伸びていませんでした」

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