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中山11Rの第40回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(4歳以上GIII・牝馬・芝1800m)は15番人気クリノプレミアム(松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒8(良)。半馬身差の2着に12番人気アブレイズ、さらにクビ差の3着に1番人気ミスニューヨークが入った。

クリノプレミアムは美浦・伊藤伸一厩舎の5歳牝馬で、父オルフェーヴル、母ダンシングクイーン(母の父Giant's Causeway)。通算成績は20戦5勝。

レース後のコメント
1着 クリノプレミアム(松岡正海騎手)
「大外枠でしたが、うまく乗れてホッとしています。スタートは良い馬なので、ゲートは心配していませんでした。道中は折り合いに気を付けて行って、馬に余裕があり、ペースは少し遅く感じました。最後、坂を上がるところでもうひと伸びしたので、そこで勝てると思いました。久々にこの馬に乗りましたが、以前より馬が良くなっていて、返し馬の時から感じていました。(復帰後の重賞制覇は)歳も歳なので感慨深いものはありませんが、チャンスを生かそうと思っていました。復帰してから成績が振るわないところもありましたが、若手に負けないように頑張っていきたいです」

(伊藤伸一調教師)
「スッキリしました。これまでも応援してもらいましたが、何かがうまく嚙み合いませんでした。しかし、3勝クラスの競馬内容を見て、ハンデ戦や牝馬限定なら少しはやれるかなという気はしていました。今日は松岡騎手で勝てたのが本当に嬉しいです」

3着 ミスニューヨーク(M.デムーロ騎手)
「頑張れました。内枠が当たって、良いところを行っていましたが、今日は外から伸びる馬場でした。一瞬勝つかと思いましたが、この間のような脚は使えませんでした」

5着 テルツェット(田辺裕信騎手)
「斤量が響いているのか、あまり弾けませんでした。手応えももう一つで、自分から動いていくことが出来ませんでした。小さい馬で(ハンデの)影響があったかもしれません」

6着 ルビーカサブランカ(武豊騎手)
「スタートが良くないのはいつものことです。3コーナーから4コーナーの手応えがここ2回のレースほどではありませんでした。距離も微妙に短いと思います」

7着 ドナアトラエンテ(横山武史騎手)
「思っていた以上にポジションが前になりました。3コーナーまで思った以上にハミを嚙んだのが誤算です。乗りやすく真面目な馬ですが、勝つにはもうワンパンチ欲しかったです」

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