お知らせ:

競馬実況web

2月6日(日)に東京競馬場で行われる東京新聞杯(GIII)に出走予定のホウオウアマゾン(牡4)について、追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)やはり力をつけているな、と感じた一戦でした。決して逃げにこだわる馬ではなく、先行力があるので行ってしまうという部分で、今回に関してもそうですが、前の方には位置しますが、逃げにはこだわらない自在な競馬ができるタイプと思います。
(中間は)阪神カップの後一度放牧へ出しまして、春まで休ませようかなという考えもあったんですが、状態が良いということでここを使うことに切り替えました。マイルチャンピオンシップは非常に良い状態で、阪神カップは正直それに比べると落ちる状態でしたが、阪神カップ以上の状態に仕上がってきたなと思います。先週はしっかり負荷をかける、ということで、どうしても冬は重めが残りやすいタイプですので、普段は競馬の週は坂路ですが、そのあたりを考慮して、今日もコース追いを選択しました。(追い切りの内容は)良かったですよ。どうしても後ろ脚に弱点のある馬ですが、緩さ、悪さも出てないですし、良い動きだったと思います。中間は動きに柔らかみが出てきたと思います。
前の方に行く馬なのでそのあたり(直線の長い東京コース)が課題になるんじゃないかと思いますが、NHKマイルカップに関しては基準外のレースなので、コースはやってみないとわからないという感じですが、東京だからダメ、ということではないです。やはりマイルがベストの馬だと思いますし、マイルのレースで大成させたいと考えています。
思ったよりメンバーが強いですね。うちの馬にも伸びしろがあって成長している段階ですので、どれだけ強い馬とやれるか楽しみにしています。
(東京芝コースは)先週も非常に時計が速かったですね。正直道悪が得意だと思いますし、雨が降れば有利だと思いますが、それは望めそうもないということですけど、2歳時はデイリー杯2歳Sを速い時計で走っていますし、速い時計に対応できないタイプではないと思います。
(斤量は)これから背負っていかなければならない重量で、特に気にはしていません。
スケールの大きな馬だと思うので、まだ成長途上ですが、しっかり成長すればGI級になってくれると思います。これからの馬ですから楽しみです。
厩舎としては大物がみんな引退してしまって、この馬が次のエースかなと思っていますし、何とかGI級に育て上げたいと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

お知らせ

お知らせ一覧