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1月23日(日)に中山競馬場で行われる第63回アメリカジョッキークラブカップ(GII)に登録しているオーソクレース(牡4、美浦・久保田貴士厩舎)について、追い切り後の久保田貴士調教師のコメントは以下の通り。

(前走の菊花賞2着を振り返って)
「大外枠からのスタートになって、なかなか思った通りのポジションとはいきませんでした。ジョッキーも厳しい戦いだったとは言っていました。よく克服して2着に来たなと思っています。勝った馬は自分で競馬をして強い競馬だったので、そこは仕方がないなと思っています」

(前走後の調整について)
「天栄ホースパークへ放牧に出して、年末に(厩舎に)戻しました。始動はここからというのはもう決まっていましたので、だいたい1カ月ぐらい前に戻して、ここまで順調に調整はされています。
元々、完成度の高い馬だったので、肉体的にはそこまで大きな変化はないです。精神面はまだまだ子供で、そこも大きく変わったというところではないですね」

(最終追い切りを振り返って)
「今日は坂路で併せ馬をやりました。調教で動ける馬と一緒に行って、最後はその馬をかわしてアタマぐらい出して、最後まで集中させる目的で走らせました。
こちらがだいたい思っていた通りの走りっぷりだったので満足しています」

(今回のレースに向けて)
「この馬はどこでも競馬場を選ばず走ってくれています。(同じコースは)一度、昨年の秋に走って経験しているというのはアドバンテージになるかなと思っています。どんな競馬でもできると思っているので特に心配はしていないです。
これからは古馬との戦いにもなってきますし、オーソクレースの4歳世代というのも強いライバル達がいっぱいいます。今年はまず無事に1年走り切らせてあげて、この馬自身がどこまで登って行けるのかなというのは楽しみにしています。
菊花賞の2着争いで最後にグイッと出てくるところは母と重なるようなところも見受けられます。タフなレースの方がこの馬には合っているのかなとは思っています。
オーソクレースが4歳となる年がこのレースからスタートします。今年はまた無事に1年走り切って行けるよう、しっかりやっていきますので楽しみにしていて下さい。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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