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中山11Rの第62回京成杯(3歳GIII・芝2000m)は6番人気オニャンコポン(菅原明良騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分1秒3(良)。1馬身1/4差の2着に5番人気ロジハービン、さらに1馬身1/4差の3着に8番人気ヴェローナシチーが入った。

オニャンコポンは美浦・小島茂之厩舎の3歳牡馬で、父エイシンフラッシュ、母シャリオドール(母の父ヴィクトワールピサ)。通算成績は4戦3勝。

レース後のコメント

1着 オニャンコポン(菅原明良騎手)
「デビューした時から力のある馬だと思っていたので結果を出せてうれしいです。前走よりも我慢をさせて競馬をしました。3、4コーナーではとても手ごたえがあったので、伸びてくれたらいいなと思って乗っていました。スタートがとても速くてセンスのある馬です」

(小島茂之調教師)
「前が残るから任せるぞとパドックでジョッキーに言ったのですが、ジョッキーは前に行きたいと言っていました。彼は乗れているから任せた方がいいと思っていました。位置を取りに行ったのですが、その後人気馬を行かせて一回下げました。そこは彼の度胸ですよね。今日もメンバーは強いですが、前回はコテンパンにやられているので楽観はできません。まだまだだなと思いながらパドックを見ていましたし、まだよくなるかもしれません。今回は半信半疑でしたが、やることはできたのでこれでダメなら仕方がないと思っていました。来週一回放牧に出したいと思っています。重賞を勝ってクラシックに行けるのは限られた馬だけですし、今後も楽しみです」

2着 ロジハービン(戸崎圭太騎手)
「馬が良くなっていました。返し馬でグイグイ来ていたので落ち着いていければと思いましたが、おさまりが少し微妙でした。それでも向正面から自分のリズムで行ければ問題ありませんし、よく頑張ってくれました。ただ切れのある馬に最後でやられました」

3着 ヴェローナシチー(団野大成騎手)
「前走の勝ちっぷりが良くて、調教には乗っていませんが自信をもって乗りました。4コーナーで追い出しを待つ形になって直線だけの競馬になりましたが、良い脚でした。まだ体を持て余しているところがあるので、もっと良くなります」

4着 アライバル(C.ルメール騎手)
「超スローペースでしたし、エンジンがかかるのに時間がかかりました。広い競馬場が良いですね。今日はプラス16キロ。次です」

5着 テンダンス(和田竜二騎手)
「折り合いをつけるため1コーナーで壁を探して、そこへ入れることが出来ました。馬郡の中で折り合いもついて内からしっかりと伸びているのですが...」

6着 ホウオウプレミア(奥村武調教師)
「見てのとおりです。後手後手で競馬になっていません。それでも最後に来ているように能力は足りると思います」

14着 ヴェールランス(藤岡佑介騎手)
「道中流れに乗って我慢もきいていました。3、4コーナーの馬場の悪いところで脚を取られているときに2着馬に行かれてしまって、そこから苦しくなりました。正攻法の競馬ではもっと強くならないとこのメンバーには厳しいです。使いながら良くなっていますが、さらに良くなってほしいです」

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