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1月16日(日)に中山競馬場で行われる第62回京成杯(GIII)に登録しているホウオウプレミア(牡3、美浦・奥村武厩舎)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。

(前走の百日草特別2着を振り返って)
「目の前にちょうど目標になる人気馬がいて、それを見る形で進めて良い形だったのですが、その前にもう一頭強い馬がいて、それに少し間に合わなかったという競馬でした。負けたのですが、良い内容だったと思っています。
あと何完歩かあればなと思ったのですが、それが競馬なので仕方なかったです」

(前走後の調整について)
「まだ身体が緩く、筋肉の成長がまだまだ物足りないなという部分があって、あまり無理して使っていくと故障しそうなところもあります。慎重に立ち上げて、しっかりと間を取って疲れを取ってここへ調整してきました」

(最終追い切りを振り返って)
「前にクールキャットとサーマルウインドを置いて、2頭とも動く馬なのでそれを目標にする形で進めました。終いの反応をしっかり確かめるという形で追い切りを行いました。
抜け出す時の脚は速かったです。今ジョッキーと話したのですが、まだそれでもおつりがあるよという感じで、もう一つ二つギアがありそうだと言っていました。
上積みは毎回どんどん大きい馬だとは思うのですが、まだまだ精神的な部分や、筋肉や骨の成長がもう少し追いついてきてほしいなというところはあるので、現状は少し慎重に進めているところではあります。期待半分、不安半分というところもあります」

(今回のレースに向けて)
「広いコースの方が良さそうな馬ではあるのですが、デビュー戦は札幌でもきちんと対応できたように馬の能力でカバーできるかなというところもあります。センスはすごく良い馬ですから、そこに期待しています。
終いがしっかりしているので、ポジションはどこでも良いとは思います。基本的に長く脚を使わせたいタイプだと思うので、道中あまり窮屈な競馬にならなければいいなとは思っています。
GIで良い競馬をしている馬と差のない競馬をしている馬もいますし、前走で負けてしまった馬もいます。あくまでチャレンジャーですが、成長力とこの馬が持っている素質とで何とかそれを逆転できたらなと思っています。
すごく期待していただいていると思いますし、まだまだ物足りないなと思っている部分もあるのですが、私たちもクラシックに向けて何とか軌道に乗せていきたいと思っている馬です。何卒応援のほどよろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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