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1月16日(日)に中山競馬場で行われる第62回京成杯(GIII)に登録しているアライバル(牡3、美浦・栗田徹厩舎)について、栗田徹調教師のコメントは以下の通り。

(前走の新潟2歳S2着を振り返って)
「新潟の1600mということで、終いの脚を活かせるコースだと思っていたのですが、最後は勝ち馬に内をすくわれてしまいました。ただ、その勝ち馬も次にGIに出走していますし、その勝ち馬にしっかり詰め寄ったというのは評価できる内容だったと思います」

(前走後の調整について)
「この馬は当初から右前の球節に不安を持っていまして、あまり回数を使えないことと、続けて使えないことがありました。3ヶ月に1回というペースで使わせていただいています。そして新潟2歳ステークスの後は天栄の方へ放牧に出して、1ヶ月前に入厩してここまで調整しています」

(1月6日の追い切りを振り返って)
「(厩舎に)入ってからは順調で、右前の不安もなく時計を週2本消化できています。先週の動きはずいぶんダイナミックで息遣いも良く、折り合いもスムーズでしたし、かなり良い動きだったと思っています」

(明日の最終追い切りの予定は?)
「明日の追い切りに関しましては、何頭かいる中で馬を見ながらウッドチップコースで追い切りたいと思っています。先週の動きでかなり馬体も絞れていましたので、確認程度の動きになると思います」

(今回のレースに向けて)
「今回もコース替わり、右回りは初めてになりますが、調教では左右の差はあまり感じられない馬です。距離、コースともに合っていると思います。特に力のいる馬場というのは持ってこいだと思っていますので、コース替わりも良いと思います。
血統的にも馬体的にも2000m以上でも心配ないと思っています。(これまでは)1600mという舞台でしたが、その条件を使うしかなかったというのもありますので、距離は延びても大丈夫だと思っています。
馬体のボリュームに関しましては、2段階ぐらい上がっています。今回は490キロぐらいの馬体重で出走させられると思います。気性面は、以前は少し行きたがるところもあったのですが、気持ちも身体もコントロールが効くようになってきました。距離が延びても大丈夫だと思っています。
ここで賞金を加算、または勝てないと春のクラシックが遠ざかってしまうので、厩舎としましてはここは何としてでもという気持ちで調整してきました。また、不安を抱えながらも調整が上手くいっていますので、結果で応えられるようにしっかり調整して、明日の追い切りをしっかりこなして、レースまで調整していきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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