お知らせ:

競馬実況web

 31日(日)に東京競馬場で行われる第164回天皇賞(秋)(GI)に出走予定のエフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)について、騎乗する横山武史騎手のコメントは以下の通り。

「(先週の菊花賞を勝って牡馬クラシックで1着・2着・1着)ダービーを勝っていれば最高と言えましたが、負けているので自分としては全然満足はしていないですね。(皐月賞の時には映像を何度も見直した、という事でしたが)菊花賞も何度も見直しました。

 今朝は3頭併せの一番後ろから行って、最後に真ん中に入れる実戦に近い形の調教をしました。いつもは力みやすい面があるのですが、凄くリラックスして折り合えましたし、何より終いも楽に動けたので、とても良かったと思います。調教、競馬とこれまでずっと乗ってきて、調教だけの部分なら今までで一番良かったんじゃないかなと思います。

 元々凄い馬だと感じていましたし、この夏を越えてパワーもついて一段と成長して、改めて良い馬だなと感じています。(年上の馬との対戦になるが)メンバーどうこうというのはそこまで気にしていなくて、この馬の邪魔をしないことを第一に心がけて、競馬が出来ればと思います。

 菊花賞をタイトルホルダーで勝たせてもらって、良い意味で気持ちに余裕ができましたし、その気持ちの余裕を天皇賞でも有効に使うような競馬が出来たらな、と思います。東京の2000mだとやはりスタートしてすぐコーナーがありますし、どちらかと言えば外よりは内がいいかなと思います。

 (この馬のセールスポイントは)まだ子供っぽい所はありますが、デビューした頃と比べればだいぶ大人になりました。何よりオンとオフの切り替えが凄く上手い馬なので、乗っている方としては凄く助かっています。

 天皇賞は小さいころから凄く伝統があるレース、と認識していましたし、勿論この舞台に立てるだけでもありがたいのですが、立つからには良い結果を目指して頑張りたいと思います」

(取材:大関隼)

お知らせ

お知らせ一覧