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◎31日(日)東京競馬場で行われる第164回天皇賞・秋(GI)に出走を予定しているコントレイル(牡4、矢作)について追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

・(大阪杯3着について)敗因は道悪につきますね。レース直前に相当強い雨が降ったことでパドックにいる時点で取り消したい気分でした。レース後もダメージはありました。自分に向いていない馬場を走ったこともあると思います。ですから完調で臨めないと判断して宝塚記念は回避しました。

・(休養期間中は)7月までは疲労回復を最優先にゆったりと過ごしました。8月から徐々に調教の負荷を上げていきました。

・(調教の内容は)2週前の追い切りはCWコースで併せ馬をしっかりやりました。ここから動きが変わりました。しっかり負荷をかけて心肺と息を作って1週前追い切りに向かいました。後悔のない仕上げをするため強い馬と調教をしましたが素晴らしい動きでした。これで(本来のコントレイルに)戻ったなという印象です。

・(最終追い切りは)軽く息を整える微調整でした。動きは言うことありません。弾んでいるというか跳んでいるというか、コントレイルの長所である柔らかみの出ている動きでした。

・(秋を迎えての変化は)もともといい馬なのであまり変化はありません。春の時点では体重が増えました。動きも良く成長分と思っていましたが、その後の疲労などを考えますとコントレイルにとって重すぎたのではと判断しています。今回は460台で出走と考えています。

・(ここを目標にしたのは)実績ある左回りであることです。ダービーのようなレースをしてもらえたら嬉しいです。

・(あと2戦ですが)この馬には次の仕事(種牡馬)が待っています。いい結果を残して送り出したいですね。期待も大きいのでレース当日までしっかり仕上げていきます。

取材:檜川彰人

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