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24日(日)阪神競馬場で行われる菊花賞(GI)に出走予定のアサマノイタズラ(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

アサマノイタズラについて田辺裕信騎手

(前走を振り返って)
「スタートは割と上手に出てくれたのですが、先行争いに巻き込まれないようにしました。あそこまで下げるつもりもなかったのですが、馬を力ませたくなかったので、馬の気分のままに1コーナーに入りました。徐々に前との距離を詰めて、4コーナーでは前をとらえられるくらいの位置には無理なく持ってこられました。そこからどこまで伸びるかというところで、僕が思っていた以上にいい脚を使ってくれて差し切ってくれて、すごいなと思いました。やはりトライアルということで、菊花賞の権利をどうやって取ろうかとレース前は考えていましたが、勝てたのは馬の力に助けられた部分もありますし、次が楽しみになりました」

(前走はレース後に"余裕残しの状態"と話していたが)
「それも思っていました。休み明けでしたし、比較はつかないのですが調教も重苦しい感じがあったので、レースでどう出るかやってみないとわからない部分がありました」

(中間の状態はどんなふうに聞いている?)
「前走を使ってから馬が軽やかになったというか、もう一段上がったようで、楽しみが増えましたね」

(3000メートルの距離について)
「どの馬も未知だと思いますけど、僕も未知ですね。前走は折り合いが良かったので、同じような感じでリラックスして走ってくれれば直線伸びてくれると思っています」

(阪神コースについて)
「京都は3コーナーの坂があったりと、慣れていない馬は戸惑うことがあるので、そのぶん阪神の方が走りやすいのではないかと思います。この馬のリズムを守って、直線いい脚で弾けさせてあげたいです。前走の差し切りが嘘じゃないとなるように、もうひとつ大きいところを取れるように頑張ります」

(取材:小塚歩)

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