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10月17日(日)に阪神競馬場で行われる秋華賞(GI)に出走予定のソダシ(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)について、共同会見の須貝尚介調教師のコメントは以下の通り。

「(前走は)52キロというのもありましたが、自身が洋芝上手だ、というのが証明できたと思います。ブラストワンピースに早めに来られても、押し切るくらいの力があったので良かったです。皆が注目している一戦になったので、ソダシに勝ってもらって良かったです。自分としては2000メートルはこなせるだろうな、と当初から感じていました。秋華賞も2000メートルですが、今回は阪神の内回りになるというところも頭に入れて、札幌記念を視野に入れていました。(収穫は大きかったか、という質問に)そうですね。

(中間は)真面目な馬なのでとにかくリラックスして、なおかつ負荷をかけながら、女の子なのでテンションを上げすぎず、ここまでは上手くできたと思います。(今週は)2歳の教育係みたいなイメージで併せ馬を組みました。先週、先々週と時計を出しているので、今週は息を入れる程度で、目標があると折り合い面でもコミュニケーションを取れるように、その勉強材料として調教を組んだんですが、上手くいきました。想定した通りの攻め馬が出来たと思います。(吉田)隼人騎手と『理想的だな、完璧だね』と話しました。

春はまだ幼い身体つきの印象だったと思うんですが、夏を越えて、札幌記念、今回と筋肉の凹凸が目立つようになってきました。精神的にもだいぶ成長していると思います。マイルでは結構強い競馬をしてくれましたが、今回は2000メートルでも(最後の)坂を駆け上がってほしいですね。

(阪神の内回りは)外回りよりは分が良いんじゃないかなと思います。札幌記念を経験しているので、そのイメージに坂がついた感じじゃないかなと思います。そのあたりは隼人騎手に聞いてもらわないと分かりませんが、頑張ってもらいたいです。あまりリズムを崩さない方が良いんじゃないでしょうか。素直に隼人騎手が乗ってくれれば良いんじゃないでしょうか。

雨というのは、パンパンの良馬場よりは逆にプラスに働くんじゃないかな、と思っています。力の要る洋芝で結果が出ているので、他馬が気にするよりソダシは......という感じは受けます。

(プレッシャーを受けるか、という質問に)競馬の夢ばかり見ます。寝不足です。こうなったら自分だけが管理している馬じゃない、という意識が強いです。ここまで一戦一戦無事に来れて、脚元も何もないので、今回も無事に出走して無事に上がってきてくれたら、というのが一番強いです。(ファンから届いたプレゼントで)今浪厩務員のお守り箱がいっぱいになってきました。届いた手紙も今浪に渡しています。

(抽選の)倍率が高くてソダシを生で見たいけどなかなか当たらないと聞くんですが、それほど人気があるんだなと思って、コロナ禍で大変な思いをされている方々がたくさんいるので、早く正常化してソダシをファンの皆さんの前で走らせてあげたいという思いがあります。

何とか無事でこのまま進んでもらいたい、その思いが一番ですね。3歳同士の競馬で、一度土をつけている相手も力があるので頑張ってほしいと思います。

『強かわアイドル』と言われていますが、もっと『強かわアイドル』になってもらいたいと思っていますので、皆さん応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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