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東京11Rの第7回サウジアラビアロイヤルカップ(2歳GIII・芝1600m)は1番人気コマンドライン(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒4(良)。半馬身差の2着に2番人気ステルナティーア、さらにクビ差の3着に3番人気スタニングローズが入った。

コマンドラインは美浦・国枝栄厩舎の2歳牡馬で、父ディープインパクト、母コンドコマンド(母の父Tiz Wonderful)。通算成績は2戦2勝。

レース後のコメント
1着 コマンドライン(C.ルメール騎手)
「嬉しいですね。今日はゲートの中でちょっとチャカチャカしていて、スタートが遅れて後ろからになりました。でも、今日は2回目の競馬だったので、後ろからの競馬をしたかったんです。ただ、すぐにペースが遅くなったのでポジションを上げて行きました。直線はずっと反応しましたし、心配していませんでした。2着馬もとても良い馬ですが、ゴールまで反応して伸びてくれました。これでクラシックを考えられますし、まだまだ伸びしろがあります。来年大人になったら、トップレベルに行ける馬だと思います。2戦2勝できて来年がとても楽しみな馬です。ぜひ応援してください」

(国枝栄調教師)
「このあとは一旦(ノーザンファーム)天栄へ戻す形になると思います。(今後は)オーナーサイドと相談になりますが、方向性としてはマイルより長いところになるでしょうか。楽しみです」

2着 ステルナティーア(福永祐一騎手)
「2戦目で陣営も上手く仕上げてくれました。馬も落ち着いていました。スローペースの中、3番手で前に壁を作ることができませんでしたが、我慢もきいて脚を使えると思っていました。ただ、ルメール騎手が動いて行った時に自分は上手く動けず、ジョッキーの判断の差が出たと思います」

3着 スタニングローズ(戸崎圭太騎手)
「内枠の分、スタートで一旦下がって一列後ろになってしまいました。最後は直線で伸びているだけにもったいなかったです」

4着 ウナギノボリ(菅原明良騎手)
「クセのない良い馬です。最後も良い脚を使ってくれました。これから良くなっていくと思います」

5着 ロードリライアブル(横山武史騎手)
「逃げたくありませんでしたが口向きが悪く、コントロール不能になってしまいました」

6着 ガトーフレーズ(M.デムーロ騎手)
「スタートして狭い所に入って、やる気を無くしてしまいました。硬い馬場のよーいドンの競馬も、この馬には向きませんでした」

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