【京都大賞典】栗東レポート キセキ [News]
2021/10/06(水) 16:32
◎10日(日)阪神競馬場で行われる第56回京都大賞典(GII)に出走を予定しているキセキ(牡7、辻野)について追い切り後の辻野泰之調教師のコメントは以下の通り。

・(前走の宝塚記念は)最近の中ではゲートもしっかり出て、いいポジションで流れにも乗れていたと思うのですが勝負所で手応えが怪しくなり、そこで置かれ加減になってしまった分の着差と着順だったと思います。

・それにしても長い期間、一戦級と互角以上に戦い続けて頭の下がる馬です。以前から回復力の凄い馬でレース後2、3日は疲れた表情を見せるものの1週間後にはケロッと疲れが取れてしまうのが強みです。

・(中間は)北海道の下河辺牧場で疲れをとって、それからチャンピオンヒルズを経由して1か月前に栗東トレーニングセンターに戻しました。

・(追い切りに関しては)先々週ぐらいからはCWコースで負荷をかけ始めて先週は和田竜二騎手に乗ってもらいしっかり動かしてもらいました。しっかり時計も出て意図した調教は出来たかなと思います。

・(今日の最終調整は)今日はどれぐらい身体の動きが戻っているかの確認で坂路での追い切りとなりました。加齢と休み明けの分があると思いますが、こちらが促せば本来の動きが出るというような走りになるという感じでした。欲を言えば自発的にその動きが出るようになってもらいたかったですね。

・力があることは誰の目にも明らかですが「勝利」の二文字が遠ざかっているのが現実です。どういう形でも勝ってもらいたいというのが本音です。

・ですから今回意図的に早めから時計を出し始めて馬がしんどいと感じるところを少し多めに作りました。今回をきっかけにひと山ふた山越えて欲しいという気持ちです。これは彼の回復力があってこその調整で、いい方向に出てもらいたいですね。応援よろしくお願いします。

取材:檜川彰人