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◎10日(日)東京競馬場で行われる第72回毎日王冠(GII)に出走を予定しているヴァンドギャルド(牡5、藤原英)についてレースで騎乗する福永祐一騎手のコメントは以下の通り。

・(2週前久しぶりにまたがっての印象は)動きの質が良く、ここにきての本格化を感じました。

・(1週前の追い切りは)先行馬を追いかける形でムキになる面も無く非常に質のいい動きをしてくれました。

・(これまで騎乗して感じる成長点は)気性面での難しさをかかえている馬で、これまで厩舎と牧場が連携して成長を促してくれました。同時に様々な経験を積むことで大人になっているようです。とりわけ前走の海外遠征がこの馬にとって良い経験になっているようで、今回は(調教で)今までにない動きを見せてくれています。今の走りが競馬でどう生かされるのか、楽しみにしています。

・(この馬にとって1600mと1800mの違いは)流れが若干違いますが、この馬には1800mはいいと捉えています。東京競馬場は重賞も勝っていますから問題ありません。ただスタートに課題がある馬なのでゲート内の駐立が望めるかがポイントになると思います。

・(現在のセールスポイントは)今までは長くいい脚を使うイメージでしたが、今回の調教の動きからすると、バネの効いた走りが出来るようになっています。その辺が競馬で新たな一面を見せてくれるかどうか期待しているところです。

・(海外遠征も言われていますが)いい状態で次にという気持ちはあります。今回もお釣りが無いような仕上げではないのですが、いい過程でここまで来ています。いいレースをして次のチャレンジに向かうようにしたいです。

・(ディープインパクト産駒に相性のいいレースですが)ディープインパクト産駒には多く乗せていただいてます。1800mがスピードと瞬発力を活かすにはいい舞台と思っています。ですがそれを立証する機会(GI)は日本にはありませんが、ドバイターフの成績がそれを示していると思います。ディープインパクトだけでは無く日本馬は1800mは最強だと思っています。そんな中でこの馬にも一番適した舞台と思っています。私も大きな期待を持ってレースに臨みます。ファンの皆さんも期待を持って応援してください。

取材:檜川彰人

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