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中京11Rの第69回神戸新聞杯(3歳GII・芝2200m)は2番人気ステラヴェローチェ(吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分18秒0(不良)。半馬身差の2着に5番人気レッドジェネシス、さらに3馬身差の3着に8番人気モンテディオが入った。

ステラヴェローチェは栗東・須貝尚介厩舎の3歳牡馬で、父バゴ、母オーマイベイビー(母の父ディープインパクト)。通算成績は7戦3勝。

レース後のコメント
1着 ステラヴェローチェ(吉田隼人騎手)
「こういう馬場だったので最後はバテバテになったような感じでしたが、よく交わしてくれたと思います。前半のレースから馬場を意識していて、今日は力のある馬がいたので、どっちを通るのかなと意識して見ていきました。馬が成長してくれていますし、今日は馬場がステラヴェローチェに向いたというのが大きいと思うので、どんな馬場でもダービー馬相手に頑張れるような馬になってほしいです。まだ全体的に緩さは残りますが、体つきがたくましくなりました。ゲートでまだ子供っぽさを出していたので、まだまだ勉強することはあります。このような形で無事に前哨戦を勝ってくれたので、次はどんな相手でもやってやるという感じで挑みたいと思います」

(須貝尚介調教師)
「勝つには勝ちましたが、勉強することは多々あります。おそらく次は菊花賞になると思います。オーナーと相談して、馬の状態を見ながらになります」

2着 レッドジェネシス(藤岡康太騎手)
「ゲートを出てから、この馬のリズムの中で離され過ぎずについて行ければ、と思っていました。馬群も外めに流れていましたし、内々を立ち回る形で運びました。走り方でこのような馬場は苦にしないと思っていました。勝負どころも内めをついて最後もよく伸びてくれています。勝ち馬の決め手にやられる形になりました。着差が着差だけに何とかしたかったですね」

3着 モンテディオ(池添謙一騎手)
「こういう馬場でしたし、良い所で競馬をしたいと思いました。スタートも決まったし、好位で競馬を進めていました。こういう馬場で走りにくそうなところがありましたが、何とか我慢して走ってくれました。直線もしぶとく一瞬グッと伸びてくれました。これは!と思いました。よく頑張ってくれました。まだ走りとかも4コーナーで動かした時に右手前に替えたり、まだ体が使い切れてないところがあります。本格化するのは来年ではないかと思います。その状態の中で、このメンバーの中よく頑張りました。権利をとれた事は良かったです」

4着 シャフリヤール(福永祐一騎手)
「一番人気で結果で応えられず、ファンの方には申し訳なかったです。馬のコンディションは良かったですし、返し馬の走りも良かったです。競馬に関しては、位置取りはベストだったと思います。良い形で運べました。道中の走りが、こういう馬場の影響か、ハミにもたれて頼って走るような走りでした。そのせいか追ってからもいつもの反応を見せられませんでした。いつもの後躯の瞬発力を発揮できませんでした。今日のような馬場をこなしてくれれば選択肢が広がると思いましたが、この馬は良でこそのタイプと感じました」

(藤原英昭調教師)
「(レースは)完璧だけど、雨ですね。これだけ(馬場が)悪かったら仕方ない部分があります。人気を背負ってファンの方には申し訳なかったです。自然(現象)の中で競馬をするわけですから仕方ない面ではあります。良なら違っていたと思います。馬は良かったです。馬場が想定以上に悪かったです。このあとは、無事を確認した後、オーナーと相談して決めたいと思います」

5着 キングストンボーイ(C.ルメール騎手)
「このような(しぶった)馬場で休み明けは大変ですね。でも凄く良い競馬をしてくれました。5着でしたが、ダービーホースの隣で良いパフォーマンスですが、良馬場の方が良いと思います」

6着 イクスプロージョン(松山弘平騎手)
「スタート良く、良い形で競馬が出来ましたが、最後は苦しくなりました」

7着 セファーラジエル(鮫島克駿騎手)
「今日は折り合いがポイントだと思っていたので、その点にウエイトを置いて競馬をしました。このような馬場は決して得意ではないです。3コーナーからのめりっぱなしです。ただ、今日は、次に向けて、折り合いのついた良いレースが出来ました」

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