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26日(日)中山競馬場で行われるオールカマー(GII)に出走予定のグローリーヴェイズ(牡6、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

グローリーヴェイズについて尾関知人調教師

(春のクイーンエリザベス2世Cを振り返って)
「2000メートルの大レースという今までにないチャレンジで、コロナ禍での遠征でしたが現地でのサポートもありうまくいきました。外枠が響いたところはありますがこの馬らしい末脚を見せてくれて、よく頑張ってくれたと思います。際どい2着なので悔しさは残りますが、馬は本当によく頑張ってくれました」

(そこから休養に入って秋に備えた)
「もともと体質が強いタイプではなく間隔をとりながらの出走でしたが、春の2戦はそれなりに間隔が詰まったなかで遠征でも頑張ってくれましたから、疲れをとってまた秋の目標を目指そうということで休養しました」

(去年は京都大賞典、今年はオールカマーという始動について)
「京都コースは得意中の得意ですが今年は阪神開催ですし、そのなかでどこをプレップレースにしようかという中で、春の馬の状態や年齢的なことも考え、なるべく間隔をとったほうがいいかなというのもありました。そういう意味ではオールカマーが理想的な時期かなということでこのレースを目標にしてきました」

(休養を経て、馬の雰囲気は)
「牧場でもしっかり調整していただいて、いい感じで戻ってきました。6歳の秋ですから、年齢的なこともあって最初は硬さもみられましたが、そのあたりも調教が進むごとにこの馬らしい柔らかみも出てきました。先週の1週前追い切りを終えたところでは、良くなったなという感じがありました」

(今朝はミルコ・デムーロ騎手が騎乗しての追い切りだった)
「今回久しぶりの騎乗になるので、馬の感触を掴んでくれればというのと、先週もう少しやっておきたかったというのもあったので、ジョッキーが乗れるところでしっかりやれればと思っていました。前半からある程度しっかりしたラップを刻んでいけて、最後も余力ある感じで伸びてきました。いい動きだったと思います」

(現在の状態としては)
「休み明けももともと走ってくれますし、どうしても間があくので一戦一戦しっかり仕上げて臨むタイプではありますが、先週今週の感じであればしっかりこの力を出せるのではないかと思っています」

(今回は新馬戦以来となる中山コース)
「ここ2戦は2000メートルで戦っていて、2200メートルはきっと競馬がしやすいでしょうし、パワーアップしてくれているので、現状でどういうパフォーマンスをしてくれるのか楽しみです」

(改めて、レースへの見通しを)
「春シーズンに活躍した馬も出てくるので、しっかりした状態で送り出して、この馬の良さを皆様の前でお見せできるようにと思っています」

(取材:小塚歩)

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