◎２５日（日）新潟競馬場で行われる第２１回アイビスサマーダッシュ（ＧＩＩＩ）に出走を予定しているモントライゼ（牡３、松永幹）について、追い切り後の松永幹夫調教師のコメントは以下の通り。

・（前走の葵Ｓ５着について）いい枠を引いて期待を持っていましたが３コーナー手前で外から被せられる形になり引いてしまったので、そこが残念だったと思います。でもそれも含めて競馬ですから仕方ありません。

・（中間は）レース後は放牧に出して調整をしました。３週間前、厩舎に戻ってきました。いつも放牧後はリフレッシュしていい状態で戻ってきます。今回も同様でいい状態です。

・一週前の追い切りは全体的に速い時計を出したかったので理想的な調教ができました。

・（今週の追い切りは）最後だけしっかりと伸ばすようにしました。今回はＣＷコースに入れずにずっと坂路コースで調教するようにしました。動ける状態に仕上がったと思います。１０００ｍ直線競馬ですからしっかり負荷をかける調教をしました。遅い時間の荒れた馬場での調教でしたがしっかり動いて調子の良さを感じました。満足のいく内容です。

・（上がってきた後は）息の入りも良く、先程厩舎で確認したところ疲労感も無く問題無いかなと思います。

・（新潟直線１０００ｍは）特殊なので１２００ｍを走れるから走れるというわけではありません。息の入れどころが鍵になりそうです。対応して欲しいですね。

・（５３kgは）今までで一番小さな斤量です。他に強い馬もいますが、この斤量は生かしたいですね。

・しばらく勝ちから遠ざかっています。秋競馬に向けても賞金を加算したいところです。そのためにもいい結果を出したいと思います。

取材：檜川彰人