お知らせ:

競馬実況web

5月30日(日)に東京競馬場で行われる第88回日本ダービー(GI)に登録しているバジオウ(牡3、美浦・田中博康厩舎)について、追い切り後の田中博康調教師のコメントは以下の通り。

(前走のプリンシパルS1着を振り返って)
「いつも通りバジオウの形でレースは進んだのですが、こちらが想像していたよりも楽に抜け出して、ゴールまで終始楽だったかなと思います。想像以上に強かったなと思います。
抜け出した感じで大丈夫そうだなというふうには見ていました」

(前走後の調整について)
「元々、連戦することがなかなか少ない馬で、傷みが出やすいところがある馬だったので、間隔をあけていました。ここを目指すという形になって間隔がないので、本当に整えるような感じで、ダービーだからといって張り切らずに調整はしています」

(最終追い切りを振り返って)
「ジョッキーも調教自体は何度か乗っていたのですが、こうやってレースに向かうにあたって乗るという、改めて違った気持ちで確かめてもらいました。いつもバジオウに乗る時にあまり良いコメントがあまり来ないで、レースに行って結果は結構出ていました。今日は割と歯切れの良いコメントをもらいまして、ジョッキー的には良い感触で迎えられるのではないかと思います」

(今回のレースに向けて)
「2400mという距離は走っていませんが、中京で走ったレースはそれに匹敵するぐらいのタフさがあったと思っています。あまり決めつけずに、ジョッキーもそういうタイプなので、馬の気持ちを汲んで乗ってくれるのかなと思います。
他のコースも合うとは思っているのですが、たまたま左回りの広いコースを中心に使っているというところが現状あります。馬も気持ち良さそうに走ってくれるので合っているのかなと思います。
これだけのメンツで戦うことは過去になかったので、やはりそこが大きなポイントかなと思います。やることはあまり変わらないので、その中でどれぐらい通用するのかなというところを見てみたいなと思います。
枠順とかメンバーもガラッと変わるので何とも言えないですが、大きく後ろからのレースになるということは考えられないので、やはり先行集団のどこかにつくのだろうなと思います。その中で馬のリズムが取れるところがどこなのか、その辺はジョッキーの判断に任せたいと思います。
自分がジョッキーを目指した時に、きっかけとなったレースでもあるので、やはり特別な思いはあります。そういうレースに出走させられるということは厩舎としても嬉しいですし、あと数日気を引き締めて頑張りたいと思います。
バジオウと一緒に頑張りますので応援のほどよろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

お知らせ

お知らせ一覧