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◎18日(日)中山競馬場で行われる第81回皐月賞(GI)に出走を予定しているラーゴム(牡3、斉藤崇)について追い切り後の斉藤崇史調教師のコメントは以下の通り。

・(前走のきさらぎ賞は)レース前から調教の段階で力みが強いなと思っていました。競馬へ行っても同じようなところを出してしまいました。スタートから4コーナーまでかかりっぱなしでした。それでもよく押し切って本賞金を加算できて楽なローテーションで皐月賞に臨めるのは良かったです。能力を感じた一方このままではGIへ行って厳しいと思ったので課題が確認できたこともよかったです。

・(中間は)レース後はいつものようにノーザンファームしがらきに放牧に出しました。気持ちも張っていたのでリラックスすることに重点を置いて、その後トレセンに戻しました。その後も力みを少なくすることに主眼を置いての調整で、そういう意味では順調です。今回は気持ちの張りも前走より少なく、落ち着いています。

・(一週前追い切りは)中間は単走が続いていたので、少し併せ馬をしました。併せている方が馬も頑張りますし、いい意味でしっかり走れていると思います。

・(北村友一騎手での最終追い切りは)騎手が乗ってどう変わるかわからなかったのですが、指示は時計を気にせずリズム重視で直線は伸ばしてという内容でした。馬場にも落ち着いて入れるようになってよかったと思います。欲を言えばもう少し身体を使って欲しいという面もありますが、そうすると引っかかる面が出てしまうので、そこの匙加減が難しいところですね。

・体調も息遣いも良く、いい状態で出せるとは思いますが動きが折り合い重視でやってきた分競馬に行って動き切ってくれるかという不安もあります。ですから競馬に行ってみないとこの調整で良かったのかということはわかりません。折り合い面は前回より進捗があります。

・(セールスポイントは)前向きさが強いことで一生懸命です。フットワークも大きくてきれいです。

・どこの競馬場に行っても頑張ってくれるので、中山競馬場は初めてになりますがその点は問題ありません。小回りでも位置が取れますので大丈夫でしょう。

・クラシックにこれまで出走させていただきましたがクロノジェネシスが最高でした。それを越えるよう頑張りたいと思います。やんちゃなところはありますが、それを出さないように調整はできてこれたとは思います。見守ってあげてください。

取材:檜川彰人

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