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中山11Rの第39回ニュージーランドトロフィー(3歳GII・芝1600m)は2番人気バスラットレオン(藤岡佑介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。5馬身差の2着に3番人気タイムトゥヘヴン、さらに1馬身半差の3着に11番人気シティレインボーが入った。

バスラットレオンは栗東・矢作芳人厩舎の3歳牡馬で、父キズナ、母バスラットアマル(母の父New Approach)。通算成績は7戦3勝。

レース後のコメント
1着 バスラットレオン(藤岡佑介騎手)
「デビューの時からスタートが速く、前に進みたい気持ちが強くて助かります。今日は思った以上にペースも楽でしたから4コーナーを回った所では、負けないと思いました。直線では馬場の緩い所を避けて、少し外へと進路をとる余裕もありました。デビューの時と比べて、体がしっかりしてきました。今は先行する形ですが、溜めがきけば、末脚を使える馬になる可能性があります。まだまだ上を目指せますし、成長すればGIでも能力を発揮できるようになると思います」

2着 タイムトゥヘヴン(M.デムーロ騎手)
「馬が良くなっていて落ち着いていました。ただ、外枠が応えました。最初のコーナーでずっと外を回らされたし、ペースが遅く勝ち馬に楽なレースをされました。この馬も最後までしっかり走っていますし、これなら今後が楽しみです」

3着 シティレインボー(横山典弘騎手)
「今日はよく頑張って走っていると思います」

4着 ヴィジュネル(内田博幸騎手)
「3着馬の後ろでレースを進めました。4コーナーで狭くなるところがありましたが、そこからまた脚を使ってくれました。まだ全体に柔らかい所(緩い所)があるので、そこがしっかりしてくれれば楽しみです」

5着 シュバルツカイザー(石川裕紀人騎手)
「馬場の内側は少し緩い感じなのですが、この馬はそういう馬場も苦にしないので、今日は外枠がしんどかったですね。内枠ならもっとやれたと思います」

6着 ゴールドチャリス(田中勝春騎手)
「直線でいい感じで脚を使ったのですがまだ非力な所があります。体がしっかりしてくれば、もっと走ってくる馬です」

7着 ワザモノ(黛弘人騎手)
「道中は折り合って走って最後までしぶとく伸びました。これからまだまだ良くなる馬です」

15着 アヴェラーレ(C.ルメール騎手)
「今日のレースは早く忘れた方が良いです。スタートで遅れて位置が後ろになり、ペースが遅く道中は最後までスペースがありませんでした」

16着 サトノブラーヴ(石橋脩騎手)
「返し馬からコントロールが上手くいかない感じでした。道中は押さえると大変な感じになりそうで馬に任せて行って向正面で落ち着いた感じになりましたが、気が抜けていたようです。今日は最後まで馬をコントロールすることが出来ませんでした」

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