4月11日(日)に阪神競馬場で行われる第81回桜花賞(GI)に出走予定のホウオウイクセル(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)について、追い切り後の高柳瑞樹調教師のコメントは以下の通り。
(前走を振り返って)
「前走はジョッキーが上手く乗ってくれたことに尽きると思います。スタートが良かったし、内々の経済コースを取れたし、上手く乗ってくれました」
(馬の成長度はどうだったのでしょうか?)
「馬体もそんなに大きくなっていないので、大きく成長した感じはありませんでしたが、中身が少し締まってきた感じはします」
(前走のタイトルは)
「やっぱり大きいレースでしたし、オーナーも初めての重賞タイトルだったので嬉しかったです。良いレースが出来て良かったです。」
(牝馬クラシックへ臨む気持ちは)
「レース間隔も詰まっていますし、何とか体調を整えて良い状態でレースに出したいなと思っています」
(今朝の調教については)
「間隔が詰まっている上に、前走もしっかりと走っていたので、疲れもありますし、鍛えるというよりは整えるという感じです。うまく調整は出来たと思います」
(初めての西への輸送ですが)
「関西圏は初めてですが、新潟と福島は行ったことがあるので、輸送に関しては心配していないですね」
(距離やコースについては)
「マイルは大丈夫だと思います。前走も我慢して乗っていた感じはあったので、忙しいということはないと思います。流れると思うので、そのタメが利かないかも知れませんが、レースはしやすいと思います」
(相手関係については?)
「当然GIなので、相手は強いと思っています。馬自身の間隔が詰まっていたので、体調を整えることが一番だと思います。スタートに関してはいつも不安があるので、中間ゲート練習をしています。前走よりは落ち着いた感じで、ゲート内で我慢しているかなと思います」
(枠順については)
「今週からBコースに変更になりますが、それでもまだ内側が荒れていると思います。ただ、前走でも小柄ながらパワーの要る馬場もこなしていたので、内側の方が良いのかなと思っています」
(この馬の強みは)
「普段扱っている感じだと、まだまだ頼りない面がありますが、競馬にいってしっかりと力を出してくれるので、その辺のハートの強さが良いのかなと思います。体調を整えて精一杯力を出せるよう仕上げるので応援宜しくお願いします」
(取材:木和田篤)