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◎4月4日(日)阪神競馬場で行われる第65回大阪杯(GI)に出走を予定しているコントレイル(牡4、矢作)について追い切り後の福永祐一騎手のコメントは以下の通り。

・大山ヒルズでいい休養をして、馬も成長して栗東トレーニングセンターに戻ってきました。幅が出て肉付きが良くなったと言うかボリュームアップしていました。2000mのGIに臨むにあたってはいい傾向だと思います。

・2週前追い切りは坂路でしたが、昨年より短い距離を使うのでスピード負けしないようにびっしりやりました。50秒1という時計が出ましたからこの馬の高い能力というかスプリント能力すら感じました。今にしてみればよく3000mを勝ってくれました。スピード能力が高いので、作り方次第でスプリンターにもマイラーにもなれる馬です。

・(ジャパンカップを振り返って)菊花賞が激戦だったので、直後は馬もダメージがありましたので使うかどうかはギリギリの判断になりましたが、体調面に関しては回復も間に合いました。いい体調で臨めるということで出走しました。ただ体調とは別に菊花賞の激戦の疲れが精神面のストレスとなって残っていたようで当日はいつものコントレイルとは違ってナーバスな感じでした。実際ゲートの中などは今まで通り一番うるさい面を見せていました。たまたまタイミング良くスタートを切れましたが、ストレスがあったのかな、とレース後に感じました。そんな中でも強い馬相手にも諦めず走っていました。改めて能力の高いすごい馬だと思いました。

・(久しぶりとなる点については)元々休み明けからいい状態でしっかりときちっと走り切れる馬ですから心配ありません。テンションが上がりやすい面があるのでそこが少し心配ではありましたが調教を積む毎に落ち着いて今はとてもリラックスできています。

・これからずっとGIを戦うので楽な相手というのはありません。特に今回、グランアレグリアと対戦するということで、この馬の力を出し切ると言うことで専念して、それができればいい結果を出してくれると信じています。自分がやるべきことを信じて丁寧にやっていきたいと思います。

・(阪神2000mについては)中山でも上手に走ってくれましたので特に気にはしていません。器用さもありますからね。不安もありません信頼関係も構築できています。ですから変なプレッシャーはありません。

・天気はいいに越したことはありません。雨馬場の不安というものも一切ありません。

・いい休養を経て心身ともにいい状態で出走出来ると思います。僕自身も楽しみにしてます。多くの方に見ていただいて応援していただければと思います。

取材:檜川彰人

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