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中山11Rの第70回フジテレビ賞スプリングステークス(3歳GII・芝1800m)は3番人気ヴィクティファルス(池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分52秒0(重)。アタマ差の2着に7番人気アサマノイタズラ、さらに1馬身3/4差の3着に1番人気ボーデンが入った。

ヴィクティファルスは栗東・池添学厩舎の3歳牡馬で、父ハーツクライ、母ヴィルジニア(母の父Galileo)。通算成績は3戦2勝。

レース後のコメント

1着 ヴィクティファルス(池添謙一騎手)
「返し馬の感じから、折り合いを大事に行きたいと思いました。上手く馬の後ろに入れて、悪い馬場でもリズム良く走れました。追い出してからも良い反応でしたし、重い馬場を踏ん張って伸びてくれました。成長してほしい部分はありますが、ポテンシャルの高い馬ですから、もっと頑張って強くなっていくと思います」

(池添学調教師)
「最後のコーナーで外へ振られましたが、返って馬場の良いところを走れました。最後も勝負強いところを見せて差し切ってくれました。まだまだ奥があり、先々が楽しみだと思っていた中、3戦ともに結果を出してくれました。競馬に真面目で、操作性もよく、折り合い面でも我慢がききます。今日はタフな馬場での競馬でしたし、馬の状態を見て相談して次走を決めたいと思いますし、トライアルが良い勝ち方でしたから良い状態で使えるようにしたいですね」

2着 アサマノイタズラ(嶋田純次騎手)
「もう一度オーナーと先生が乗せてくださって、厩舎スタッフの方々もしっかりと仕上げてくれて、前回よりも状態は良かったです。馬場はこなせると思っていましたし、終いまでしっかり走ってくれました。先生からは強気に乗って、と言われていましたが、結果的にもう少し待ってても良かったかもしれません。乗せていただいたチャンスを生かしたかっただけに悔しいです」

3着 ボーデン(川田将雅騎手)
「この馬に向かない馬場でもここまで頑張ってくれて、能力の高さを示してくれました。今日はこの馬場が得意な馬に有利に働きました。良い走りをしてくれました」

4着 イルーシヴパンサー(久保田貴士調教師)
「最後にもう一回来ましたし、良いところは見せてくれました。上手に競馬をしてくれましたし、先々が楽しみです」

5着 ヴェイルネビュラ(戸崎圭太騎手)
「前走乗った時には少し若さを感じましたが、徐々に精神的にも良くなっていましたし、雰囲気はすごく良かったです。追い出すと馬場を探りつつという走りになっていたので、良い馬場の方が良さそうです」

7着 ランドオブリバティ(三浦皇成騎手)
「ポジションは良かったのですが、1コーナーから2コーナーで結構コントロールが効かない感じになってしまいました。向正面では落ち着いてきましたし、4コーナーは外に壁があって良い形だったのですが、それまでにリズム良く走れませんでした。申し訳ないです」

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