3月25日(月)「福山競馬が63年の歴史に幕を閉じる」ほか [全国競馬情報]
2013/03/26(火) 11:34
●●福山競馬が63年の歴史に幕を閉じる●●
・廃止が決まっていた広島県の福山競馬は、24日(日)に最後のレースが行われ、63年の歴史に幕を閉じた。レース最終日となったこの日は午前9時45分の開門前から多くのファンや市民らが姿を見せ、名残を惜しんだ。
 福山競馬場は昭和24年に開設され、アラブ系の馬専門の競馬場として人気を集めた。馬券の売上額は平成3年のピーク時には約345億円に達したが、レジャーの多様化に伴い収益は悪化し、昨年度の累積赤字は18億6900万円に膨らんだ。そして昨年11月に福山市は3月末で廃止することを決定した。
 最終レースはファン投票で選ばれた4歳以上の馬が出走する「ファイナルグランプリ」で、スタンドは最後の歓声に湧いた。主催者の発表では最終日の入場者数は1万273人だった。


●●重賞レースの結果●●
<23日(土)>
・佐賀競馬場(天候:曇 馬場:重)で行われた第1回松浦川賞(第10競走・3歳以上オープン・1着賞金60万円・ダート1750m)はサダムトウコンが除外となって11頭が出走し、単勝1.8倍の圧倒的1番人気となったエアイグアスが優勝した。勝ちタイムは1分54秒6。勝利騎手は佐賀の村松翔太。2着は1馬身半差で4番人気のゴールドレインボー。2馬身半差の3着に3番人気のサイアーエフェクトが入り、2番人気となったレオジュピターは5着に終わった。
 エアイグアスは、父Giants Causeway、母Macarena Macarena(母父Gone West)という血統の牡7歳黒鹿毛馬。佐賀の松島壽厩舎所属馬。1月19日の中山でのレースを最後にJRAから佐賀に転厩し、今回が佐賀での初めてのレースだった。重賞初制覇となって通算成績は17戦3勝(中央競馬は16戦2勝)となった。
<24日(日)>
・ばんえい帯広競馬場(天候:晴 馬場:1.8)で行われた第45回ばんえい記念(4歳以上オープン・200m[直]・1着賞金400万円)は10頭が出走し、圧倒的1番人気のカネサブラック(松井浩文厩舎、松田道明騎手騎乗)が優勝した。単勝は元返しの100円だった。
 カネサブラックは、父(半血)カネサスピード、母(半血)カネサウイン[その父(半血)カゲイサム]という血統の牡11歳青毛馬。一昨年に続くばんえい記念2度目の制覇。スーパーペガサスが持つ通算重賞勝利数20勝を越える21勝目を挙げ、ばんえい史上最強馬の名を刻んで引退レースを飾った。通算成績は186戦72勝。

●松井浩文調教師のコメント
「レースを勝つことが出来て"満足"です。ばんえい記念が近づいて他の馬が高重量のソリで練習をしているのを見て、カネサブラックでもそんな練習をして納得してレースに望みたい、という思いはありました。しかしこの馬はとても繊細な馬で、優しくゆっくり調教することが大切だとわかっていたので、その葛藤の中神経質になっていました。勝たねばならぬ試合、プレッシャーの中での勝負でした。本当に、今日は良く頑張ってくれました。感無量です」
●松田道明騎手のコメント
「役目を果たした、安心した、というのが今の気持ちです。ゴールするまで勝ったか負けたかわかりませんでした。厩務員が「やった!」という一言で勝を知りました。ゴール前20mでスタミナが切れて思うように動かない場面があり、こんなアクシデントは今までありませんでした。焦りましたね。こんなところで負けられない、という強い思いで乗り切りました。スーパーペガサスの記録を抜くことが出来て、しみじみとうれしく思います」

(ばんえい十勝オフィシャルホームページによる)

・福山競馬場(天候:晴 馬場:稍重)の最後のレースとなった第6回ファイナルグランプリ(第12競走・4歳以上・ファン投票・中国、四国地区交流・1着賞金200万円・ダート1800m)は10頭が出走し、道中2番手を追走していた1番人気のビーボタンダッシュが、逃げた7番人気のホッカイキコチャンをゴール前で捉えて1馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分57秒3。勝利騎手は福山の三村展久。3着は6馬身差で6番人気のアグリノキセキ。
 ビーボタンダッシュは、父クロフネ、母フサイチエレガンス(母父Rahy)という血統の牡8歳芦毛馬。2007年9月にJRAでデビューし、ホッカイドウ競馬、そして福山へと移籍して今回が重賞初制覇。通算成績は49戦4勝(中央競馬では27戦1勝)となった。                  


●●船橋の山中尊徳調教師が通算100勝達成●●
・船橋競馬場所属の山中尊徳(やまなか たかのり)調教師が、22日(金)に行われた浦和競馬の第8レースに管理馬のコンティニューを出走させて勝ち、通算100勝を達成した。

★プロフィール及び生涯成績
・生年月日 1968年8月3日
・初出走&初勝利 2008年7月21日 船橋3R アランフェスロマン 1着
・通算成績(3月22日第8レース終了時点)763戦100勝

(千葉県競馬組合発表のリリースによる)


●●高知競馬がJRA勝馬投票券の発売を開始●●
・地方競馬共同トータリゼータシステムを利用したJRAの勝馬投票券発売が、高知県競馬組合の施設で実施されることになった。
 これにより、JRAの勝馬投票券発売を行なう地方競馬主催者は、北海道(3月23日~)、特別区競馬組合(4月7日~)とあわせ、3主催者となる。詳細は以下の通り。

●発売主催者
 高知県競馬組合
●発売開始時期
 平成25年4月7日(日)【JRA桜花賞当日】
●発売・払戻場所
 J-PLACE高知(高知競馬場)
 J-PLACE宿毛(パルス宿毛)
※パルス高知及びパルス藍住ではJRAの勝馬投票券は発売しない。
(J-PLACEで発売した勝馬投票券の払戻は行われる)
●発売日
 JRAのGⅠ及びJ・GⅠ競走実施日

(高知県競馬組合発表のリリースによる)


●●東京スプリントに出走を予定しているJRA所属馬●●
・4月10日(水)に大井競馬場で行われる東京スプリントに出走予定のJRA所属馬は以下の通り。

<出走予定馬 予定騎手名>
サマーウインド 武豊
セイクリムズン 岩田康誠
セレスハント 未定
ダイショウジェット 未定
ティアップワイルド 石橋脩

<補欠馬 予定騎手名>
1ガブリン 未定
2トウショウカズン 未定
3アーリーデイズ 未定
4サダムグランジュテ 未定
5フィールドシャイン 未定

(JRA発表による)


●●平成25年度ホッカイドウ競馬の開催日程が決定●●
・平成25年度のホッカイドウ競馬は、4月24日(水)に開幕する。11月14日(木)までの80日間の開催を予定しており、全日程を門別競馬場でグランシャリオナイターとして開催する。
 重賞競走は、2歳馬の番組を充実させる観点から牝馬限定の重賞競走「HBA賞ブロッサムカップ」が新たに行われるほか、北海道スプリントカップ(6月13日)、ブリーダーズゴールドカップ(8月15日)、エーデルワイス賞(10月10日)、北海道2歳優駿(11月7日)などのダートグレード競走を含めた23重賞が実施される。

(ホッカイドウ競馬のホームページによる)


●●JRAのレースに出走した地方馬の成績●●
●23日(土)
<中山>第9競走・ミモザ賞(牝馬・3歳500万円以下・芝200m・11頭立て)
 シルバーストリーク(船橋)7着 
 メロディアス(船橋)10着
●24日(日)
<中山>第6競走・3歳500万円以下・芝1800m・15頭立て
 リコーレヴェントン(大井)13着
<中山>第11競走・マーチS(4歳以上オープン・ダート1800m・11頭立て)
 トーセンアレス(浦和)9着

(担当:小林雅巳)