お知らせ:

競馬実況web

 2月28日(日)に阪神競馬場で行われる第65回阪急杯(GIII)に出走予定のベストアクター(せん7歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)について、鹿戸雄一調教師のコメントは以下の通り。

(去年の阪急杯を勝ってから1年空きましたが、この間の様子は?)
「脚元に不安も出ましたし、疲れがなかなか取りきれなくて、長い休みになってしまいました。今は体調もアップして、良い状態で牧場から戻ってきたので、思い通りの稽古ができました。どうしても脚元に不安のある馬なので、坂路中心の稽古になってしまいますが、プール調教も取り入れて、良い稽古ができていると思います」

(1年前と比べて今の馬体面や精神面の状態はどうでしょうか?)
「比較的前向きな馬なので、一生懸命稽古も走っていますし、意外と鉄砲がけも効く馬なので、頑張れるかなと思っています」

(7歳ですが、馬はまだまだ若いという感じですか?)
「デビューも遅かったですし、色々なことがあって、数もそこまで使っていないのでまだまだ元気いっぱいです」

(今朝の追い切りの狙いと手ごたえは?)
「坂路で2本行う予定で、1本目が15秒-15秒ぐらいで、2本目がきっちり併せて終いだけは少し速くなっても良いという指示でした。思い通りの稽古はできたと思います。(1週前と比べて)若干数字的には重くなっていますが、先週、今週と動き自体は良い感じになってきています。レースへ向けた状態も良いです」

(阪神芝1400mという舞台については?)
「この馬は1400mが合っているようで、勝ち鞍もほとんど1400mなので、阪神で良い競馬ができましたし、適性はあると思っています。ただ、なにぶん随分長く休んでいたので、多少の割引きは必要かなと思います。それでも、今の状態なら、そんなに恥ずかしい競馬をしないとも思っています」

(関西圏への輸送はどうですか?)
「新潟も行ってますし、阪神への経験もありますので、輸送に関しては問題ないと思います」

(最後にレースへ向けて意気込みをお願いします)
「随分時間がかかりましたが、良い馬なのでぜひもうひとつタイトルを獲らせてあげたいと思っています。よろしくお願いします」


(取材:小屋敷彰吾)

お知らせ

お知らせ一覧